再生可能エネルギーの普及を願う
亀田半島なんて聞いたことない方が大半だと思いますので、一応地図を貼っておきます(汗)

私は生まれも育ちも北海道ですので、ほとんどは訪れたことがある地域ばかりですが、この函館から右の地域については、これまで無縁でして、いつか行こうと心に決めていた場所でした。
行く前にイメージを膨らませ、きっとこんなところなんだろうな~と考えていたのですが、そのイメージ通りの風光明媚かつ、綺麗な海と山が連なる、私好みの景色の連続に、握るハンドルの手も自然とリズムを取るような、そんな素敵な場所でした!
特に、恵山の海岸から見る本州青森県とか、狭い道沿いに並ぶ干された昆布とか、鹿部町の間欠泉とか、大沼の自然とか、本当にThis is HOKKAIDOと呼べる良きところです!
◎遠くに青森を望む

◎鹿部町の間欠泉、いつか行くという夢がかないました!

◎ここは実は室蘭ですが、風力発電の写真がこれしか無かったので掲載…

まあ遊ぶところはそんなに無いのですが、心残りは大沼をレンタルサイクルで1周出来なかったこと・・・。時間はあったのに体力が持たないという、なんとも情けない理由でしたので、またいつか訪れて実現させたいですね。
さてそんな道南の右っ側ですけども、車を走らせていると、巨大な風車が立てられていて、風力発電しているのだな~と思いつつ眺めていましたが、ふと思ったのが、この地域こそ地熱発電に取り組むべきではないかということでした。
ひょっとしたらもうすでに取り組んでいるのかもしれませんが、函館や恵山や鹿部などはマグマが比較的地表に近い場所にあると考えられているので、湧き出る温泉も高温で、水で冷ましているほどなので、地熱発電プラントなどで発電するには持ってこいな土地柄なのではないでしょうか?
ちょうど下記のサイトなどを眺めていたので、そんなことを思いました。
世界のスピードについていけない日本の再生可能エネルギー
by 日経BPネット ECO JAPAN
地熱発電ってどういうものなのか、私もピンとこなかったのですが、以前紹介した書籍「私たちの選択-温暖化を解決するための18章」の中で見た図が分かりやすいかなと思います。

私たちの選択-温暖化を解決するための18章
by 気になるけど
地熱で暖められた熱によりタービンを回し、発電させるという仕組みなので、そのエネルギー自体は無制限に調達可能ですし、二酸化炭素を排出しないのでとてもクリーンなエネルギーと言えましょう。
もっとも地殻変動などにより、その施設が稼動できなくなる可能性があることは否めませんが、それも逆に自然と付き合う中での出来事と捉えられるかどうかなのじゃないかなと、他人事のように書いていますが、正直な気持ちです。
少なくとも、化石燃料を燃やしてエネルギーに代えるという行為よりは遥かに有意義で効率的な手法ではないかと考えていますが、問題はその出力(発生電力)でして、その辺に課題が多いなんて話も聞きます。
より大量の電力を得るのに、自然を破壊して、多くのプラントを作り云々というのでは、本末転倒な気もしますが、技術的にはもう海外では実用化されているため、地熱発電こそ火山国である日本にぴったりだと思うのですがね?
・・・火山国と同時に地震国でもあるのが玉に傷ですが。。。
いずれにせよ、風力・地熱・太陽光・太陽熱など複合的な発電グリッドを形成して、重要なインフラである電力の確保に、クリーンでエコな仕様で努めてもらいたいものです。

| グリーンIT・エコ | 19:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑