一般電力並みに低コスト化,シリコンや希少金属が不要by ITpro
アメリカのサブプライムローン破綻で世界経済を不安視する声が多く聞かれますが、経済は水ものなので良い時もあれば悪い時もあるものですし、さほど悲観はしてません。こと石油エネルギー消費や
CO2排出削減についてはすでに待った無しの状態まで来てしまった感があり、最近原油も一時の高値に比べれば安くなったとはいえ、早急に代替エネルギーのインフラ化を進めなければ今後何が起きるか分からない、そんな恐れに似た気持ちで、一人でビビってます。
ま、経済が悪化して会社が無くなったりしたらそれこそ、お先真っ暗状態なのには違いないのですがね…
それは置いといて、次世代のクリーンエネルギとして大本命の太陽光発電ですが、需要の増加とともに原材料の高騰という、まさにジレンマを抱えた内容で、シリコンや希少金属などの供給は追い付かないなんて事がささやかれていますが、技術の進歩が目覚ましい昨今、これまでの原材料を使わない色素増感型太陽電池という、低価格で量産ができる可能性を秘めた新しいテクノロジーが実用化向けて動き出しているようです。
太陽光発電は皆さん知っての通り、排気が無いため非常にクリーンであり、地球環境には特に優しいエネルギーです。まだまだその「光→電気」の変換効率は検討の余地があり、今後どんどん進歩していくと思われますので、将来性やビジネスの観点からも有望視されています。
ただ、現在普及しているシリコンや希少金属を利用した方式だと、原材料調達や製造工程に難がある事も事実であり、あまりメディアで語られていませんが、その耐用年数を過ぎた製品の破棄手段についても色々問題がありそうです。
さて、今まで石油に頼り過ぎていた我々は、今年になって急激に高騰した「原油パニック」によって、家庭の財布に打撃を受け「痛み」を知り、このまま石油に頼っていてはいけないと、そう思った方が急激に増加したように感じています。
人は痛みを受ける事で良い方向にも悪い方向にも進めますが、ぜひともこれを教訓とし受け止め、国はもちろん世界中で石油資源からの脱却という方向に向かってくれればなと、ちっぽけな存在の私ではありますけども、本気で思っています。
国も少しずつ重い腰を上げてきていますしね。
「代エネ法」見直し 新エネルギー導入 ガス・石油会社も義務化by goo
やはりこういうのって「国」として方針を決めない限り、その業界のデファクトスタンダードな企業などがキャスティングボートを握ってしまいがちなので、ぜひとも正しい方向で舵取りをしていただきたい。
もはや「環境」はビジネス化を避けられないので、多少の企業論理とかは聞かざるをえないのではと、私も思っていますけど、本質は地球環境の保全ですので、私も小さい存在ながらこの星に住むものとして少しずつ声を上げていきたいと存じます。
また、すでにスペインなどでは集光型の太陽熱発電所が稼働していて、国を挙げて次世代のエネルギー開発に乗り出している所もありますので、日本だけでなく中国やインドなどの、効率の悪いプラントなどを多数持つ国々も、こういった設備投資に走って欲しいですね。
太陽光、次代照らす〈環境元年 太陽ウオーズ1〉by asahi.com
人はもう「エネルギー」自体がなければ生活することすら脅かされるほど文明が進んでいるので、せめて燃やして使うエネルギーなどはもう止めたいものです。
そのど本命である太陽光発電の時代が本格的にやってきます。
時代もどんどん環境保全の方向に向かっていますし。
※スーパーのレジ袋有料化なんかいい例ですね
こういう事は一人一人のモラルとか規律心が大事だと感じていますので、私みたいなただのサラリーマンでも声高に「環境保全だよ」と叫び続ける事によって、極小でも構わないので意識してくれる方が
増えればいいなと思っています。
私の知り合いにも「オレにはそんなの関係ないから」と無関心を決め込む人がいますが、少なくとも、
「オレには関係ないけど、気にはなる」くらいの気持ちになってくれればしめたものとなるのですが…。
また、はっきり言ってしまえば、すでに原油の高騰でほとんど全ての人に対して影響が及ぶという事が証明されました。
※環境問題とは直接リンクしていませんけどね…
これで原油価格が大幅に下がれば今まで通りになりそうな所が恐ろしいのですが…。
いずれにせよ、グリーン化推進は個人レベルでも進めるべきと考えていますので、皆さんもまず「意識する事」から始めませんか?
私はグリーンITを推進します!