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読書本シリーズ-5/5回 本を読む本

ついに最終回に突入した「読書本」シリーズ、今回でお終い!

このシリーズもの、連続5日間なんていうことを宣言してしまったものだから、あとはやるしかねぇ~っと思いつつ、自分で作った締め切りの遵守に執念を燃やし、なんとか紹介しきれた事にホッとしております・・・。

いつもより文章長めで、なるべく色んな方に伝わるよう、誠心誠意書いておりますので、よろしければお付き合いください。

私が持つ「読書本」6冊を紹介しているこのシリーズ(レバレッジリーディングは以前掲載済みなので省いています)

book.jpg

5日間連続「読書本」紹介の第5回目はタイトル通り

本を読む本


勝間和代さんも推奨するアドラーの本です。ちなみに翻訳は私が勝手に師匠だと思っている、外山滋比古さんが担当しております。

この本は1978年に日本で発刊されており、ものすごいロングセラーであり、名著中の名著であると世間にも認められております。

そもそも私がこの「本を読む本」を購入するに至った経緯が、勝間和代さんが紹介していたからでして、それまでこんな本が世の中に出回っていたなんて露知らず。

そして購入した後に読んでみて面食らいます。
なんて難しい内容なんだと!!

正直言って今の自分では太刀打ちできないと考えていて、もし外山さんが訳者でなかったら読むのを止めていたでしょう・・・。

実際にこの本の評価をネットで調べると、内容が難しくて読みにくいなんて印象を語った方もいらっしゃるようですし、時代に合わないだとか、もう古いなど、批判する声も中にはあるようです。

私はすでに速読をせずに数回読破しておりますが、未だにその内容を看破する事がかなわず。

そんな難解な本をこの読書本シリーズで紹介するのもどうかと思いますけど、後述する読書の第4レベルに到達するための指南書と考えると、苦労しながら山を登りつづけ、頂上に至った者だけが見る事のできる景色・景観の素晴らしさを夢見て、なんとか読んでやってみようという気にさせてくれます。

実際によく分かっていない私がこの本を紹介するのも変な話しですが、一家に一冊、いや一人に一冊必要な、本当にすごい事が書かれており、私も自分の子供が小学校、中学校に進学する時に、この本を読む本から抜粋した本の読みかたというものを伝えてあげたい、そう思っています。

・・・それでは早速中身の紹介をしてまいりますが、そもそもこの本は何のために書かれた本なのかというと、

学生時代には誰でも、教師の手ほどきで難解な本に取り組むものである。だが、自分の読みたいものを読むときや、学校を出てから強要を身につけようとすれば、たよるものは教師のいない読書だけである。だからこそ、一生のあいだずっと学びつづけ、「発見」しつづけるには、いかにして書物を最良の師とするか、それを心得ることが大切なのである。


という具合に、未知を読み、その知識を自分の中に植えつけるために、いかに良き書物を自分の師、あるいは仲間、あるいは家来としていくか、ここが重要だという事なのでしょう。

しかし、その「発見」をしつづけていくためには、ある種の方法論や指南的なものがなければ、うまくいくことはありません。

そこでアドラーは、読書には4つのレベルがあると述べており、

第1レベル=初級読書
第2レベル=点検読書
第3レベル=分析読書
第4レベル=シントピカル読書


など、レベルが上がればそれだけ難解になり、苦労も絶えないが、第4レベルまで身に付ければ人生にとって極めて有益なスキルになるのではと、私はそう確信しております。

ちなみにこの「本を読む本」は第3レベルの分析読書に多くの解説を傾けているので、第3レベルをしっかり身に付け、できれば第4レベルのシントピカル読書に進んでくださいと、アドラーは読者を誘導して
いるのでしょうね。

じゃあ第1レベルの初級読書ってどんなものかというと、実に簡単で生まれたばかりの赤ん坊が言葉を覚えていき、幼児で文章を得て、小学校で文脈を使いこなし、中学校くらいまでに第4段階の、大抵の本なら読むことができるという、大人ならみんな持っているレベルのスキルの事を言います。

それでは第2レベルの点検読書はというと、

1、表題や序文を見ること
2、本の構造を知るために目次を調べる
3、索引を調べる
4、カバーに描いてあるうたい文句を読む
5、その本の議論のかなめと思われるいくつかの章をよくみること
6、ところどころ拾い読みしてみる


などなど、なんだかどこかで見たことあるような文句が多いのですがそれもそのはず、速読や表面読み、目の使い方などは全てこの第2レベルに当てはまります。

つまり私はまだ第2レベルの途中くらいまでしか、本を読むという事に関しては到達していないのかもしれません…

さて、第3レベルの話しに行く前に、積極的な読書への4つの質問をここで記載しておくべきでしょう。

1、全体として何に関する本か
2、何がどのようにして詳しく述べられているか
3、その本は全体として真実か、あるいはどの部分が真実か
4、それにはどんな意義があるのか


実はこの4つの質問はこの「本を読む本」の全体に大きく関わり、なかでも「1と2」の質問は第2レベルの「点検読書」をするのに大きく役立ち、第3レベルは4つの質問全て最後まで答えないと、完全にできたことにならないようです。また「4」の質問は「シントピカル読書」の際にもっとも重要な質問になりうることも記載しておきます。

実際に本を読んでいる時に、この4つの質問が常に頭の中にあると、第3レベルくらいまでの内容を包含するため、より内容をすくい取る事ができやすくなるのではないでしょうか。
う~ん奥が深いですね…

さてさて、問題の第3レベルの「分析読書」ですが、これはもう章末に書いてあるまとめをそのまま抜書きして、「分析読書」とはどんなものであるか、という事を把握してもらうしか私も書きようがありません。正直この辺からお手上げ状態なんですよorz

1-1種類と主題によって本を分類する

1-2その本全体が何に関するものかを、できるだけ簡潔に述べる

1-3主要な部分を順序よく関連付けてあげ、その概要を述べる

1-4著者が解決しようとしている問題が何であるかを明らかにする

ここまでが第3レベルの"第1段階"


2-1キーワードを見つけ、著者と折り合いを付ける

2-2重要な文を見つけ著者の主要な命題を把握する

2-3一連の文の中に著者の論証を見つける。またはいくつかの文を取り出して、論証を組み立てる

2-4著者が解決した問題はどれで、解決していない問題はどれか、見きわめる。未解決の問題については、解決に失敗したことを、著者が自覚しているかどうか見定める

ここまでが第3レベルの"第2段階"

3-1「概略」と「解釈」を終えないうちは、批評にとりかからないこと。

3-2けんか腰の反論はよくない

3-3批評的な判断を下すには、十分な根拠をあげて、知識と単なる個人的ない件を、はっきり区別すること

3-4著者が知識不足である点を明らかにすること

3-5著者の知識に誤りがある点を、明らかにすること

3-6著者が論理性に欠ける点を、明らかにすること

3-7著者の分析や説明が不完全である点を明らかにすること

注意:3-4、3-5、3-6は反論の心得である。この3つが立証できない限り著者の主張にある程度賛成しなければならない。

そしてここまでが第3レベルの"最終段階"


私はこの第3レベルの部分だけ何回か読んでいるのですが、今またこうして再度読み返した時に、難しいな~という印象が強いのです。

特に難しい点が、著者を批評するという部分で、初めから批判ありきでアラを探しているようで、ものすごい違和感があります。自分は疑い深い人間だと、猜疑心すら生みだします。

第2段階くらいまではなるほどという感じなのですが・・・

前向きな批評って、なんとも難しいような切ないような…

しかし、ここまできて初めて第3レベルの「分析読書」が完了し、次の第4レベルに進む権利を得ることができるのです。

第4レベル-シントピカル読書についてですが、私にとってここからはまったく未知の世界、到達することすら叶わない領域に踏み込みます。

まず準備作業が2つ、段階が5つあります。

準備作業1:図書館の目録、他人の助言、書物についている文献一覧表などを利用して、主題に関する文献表を作成する。

準備作業2:文献表の書物を全部点検して、どれが主題に密接な関連をもつかを調べ、また主題の観念を明確につかむ。

第1段階:準備作業で関連書とした書物を点検し、もっとも関連の深い箇所を発見する

第2段階:主題について、特定の著者に偏らない用語の使い方をきめ、著者に折り合いをつけさせる

第3段階:一連の質問をして、どの著者にも偏らない命題をたてる。この質問には、大部分の著者から答えを期待できるようなものでなければならない。しかし、実際には、著者が、その質問に表立って答えていないこともある。

第4段階:さまざまな質問に対する著者の答えを整理して、論点を明確にする。あい対立する著者の論点は、必ずしも、はっきりした形で見つかるとは限らない。著者のほかの見解から答えを推測することもある。

第5段階:主題を、できるだけ多角的に理解できるように、質問と論点を整理し、論考を分析する。一般的な論点を扱ってから、特殊な論連に移る。各論点がどのように関連しているかを、明確に示すこと。


ここまできて第4段階のシントピカル読書が完成し、「本を読む本」の最終目標=ゴールとなりますが、いやはや、一冊の本を読むのにここまで積極的かつ真剣に行動していかなければならないのは、すごい高い壁に感じます。

いつか第4レベルに到達できるような、そんな読書が普段から行なうことができるようになれば、もっとマシな人間になるでしょうか・・・

「読書本」最後の紹介でなんともうなだれるような、そんな想いが強くなるアドラーの「本を読む本」ですが、評価は間違いなく★★★★★なのです。ですが、並大抵の努力じゃ、読書のレベルを上げるのは難しい、そう思わさせられる「良薬は口に苦し」という難書でもあります。


あとがき:
さて、5回連続の「読書本」紹介シリーズがこれにて終了ですが、休み中の時間を相当数費やしただけの価値があるかといえば、それは見てくれている方々の評価にお任せいたします。

「読書本」というジャンルについて紹介できた事は自分でも良かったと考えており、というのも、もう一度読書術などについて自分の言葉で語ることができましたし、改めて知識を見つめ直す事もできました。

今後またなんらかのシリーズものを手がけるかもしれませんが、その時は「閉じる」ボタンをクリックせずに、ちょろっと読んでいただければ幸いです。

他の回の読書本シリーズ

読書本シリーズ-1/5回 読書進化論

読書本シリーズ-2/5回 読みの整理学

読書本シリーズ-3/5回 フォーカスリーディング

読書本シリーズ-4/5回 王様の速読術
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| ビジネス書・本・電子書籍 | 23:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

>KumaCrowさん

本当に「本を読む本」は難解な本ですよね。
知らないで手に取り読んだら挫折すること間違いなしです…

おっしゃる通り、原典のようなところがあるので
他の読書本でも似たような事書いているでしょうね。
ただいかんせん、読みにくい(+_+)

私もせめて「分析読書」くらいはできるように
なりたいなと思っていますが…いつになるやら

王様の速読術とフォーカスリーディングと
本を読む本、この3冊があればとりあえず他は
いらないかなという感じでしょうか。

他にもたくさん読書術の本ありますので、もし
またいいのが見つかればここで書いていきたいと
思います。

| fuminchu | 2009/05/07 11:12 | URL |

fuminchuさん、こんにちは!(・∀・)/

『本を読む本』は、難しいですよね~。
これは読んだことがあります。

読書術系の本の元祖って感じなんすかね。

他の本は、これをベースに書いているんじゃないかってくらい、
似通った内容になっている感じがします。

この本が、濃縮カルピスで、
他の本は、飲みやすいように調整して出しているような、
そんな印象です。


私なんか、第2レベルの点検読書でさえも、
なかなかうまいこといかないですけども。(´Д`;)

うまいこと本を読むためには、もっと本を読まなければいけないし、
もっと本を読むには、もっとうまいこと本を読めるようにならないと
いけないし・・・というところで、ぐるぐる回っている感じがします。


『王様の速読術』と、『フォーカスリーディング』を、
昨日bk1で注文しました。(´▽`)♪

| KumaCrow | 2009/05/07 08:31 | URL | ≫ EDIT















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