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文章力の基本

◎文章力の基本


--------目次--------
第1章 短く書く
第2章 自然な正しい表現で書く
第3章 言いたいことを明確にする
第4章 分かりやすく書く
第5章 簡潔に書く
第6章 共感を呼ぶように書く
第7章 表記とレイアウトにも心を配る
--------------------

文章指導のスペシャリストである、阿部紘久さんの著書です。

昨年(2009年)すでに話題になっているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。大人から子供まで、仕事の文章からプライベートのメールやブログまで、はば広くカバーする一般的な「文書」の基本を例題とともに指導してくれます。

社会人になり、どこで勘違いしたのか、文章力というのは学生時代に全て学んだと思い込んでいた私のような下賎な者にはぴったりの、良き文章指導本です。

タイトルに「基本」などとついていると、つい敬遠する方も多いでしょうが、そんな方こそぜひ読むべき本です。サブタイトルに、「簡単だけど、誰も教えてくれない77のテクニック」と書かれている通り、基本的な記述が大半なのにもかかわらず、読んでいて何度も「あ~これは自分のことだ・・・」と嘆いてばかりorz

自分が「てにをは」をいかに使いこなせていないか、読点(、)の使いどころがいかに曖昧か、どれほど簡潔に書いていないか、改めて身に染みました・・・。

私はこの本を読みながらiPhoneのメモ帳に抜書きしていたのですが、相当量の抜き出し分量になり、一日もあれば読破できるページ数にも関わらず、1週間ほど要してしまったことからも分かるように、大変タメになる良書です。

高い文章力をお持ちの人には、読んでいてつまらない本かもしれませんが、私にとっては基本を思い起こさせてくれる優良なツールであり、iPhoneのメモ帳に抜書きした内容を何度も見直しながら、「基本」を自分のモノと出来るように振り返り続けています。

文章力の七つの要素を頭に叩き込み、細かい事例で理解力を高めるという、感じでしょうか。

◎文章力七つの要素
1、良いテーマを見つける「着想力」
2、テーマに関わるさまざまな事象に連想を広げる「連想力」
3、その中で書くべきことを峻別する「優先順位の判断力」
4、書くべきことを「構造的に把握する力」→脈絡なしに言葉を並べても、読み手は理解してくれない
5、そこに自分独自の考えを加える「創造性、独自性」
6、読み手の立場、心情、知識レベルなどを理解する「人間理解力」
7、言わんとすることを、読み手に伝わる簡潔、明瞭な言葉で表現する「言葉表現力」

以下に事例集を抜粋してみます。
※本文内容を端折っている部分があるかもしれませんのでご了承ください…

・能動と受動の形を的確に書き分ける。

高級料亭Aの行為は、食品衛生法がまもられていなかった可能性が高い。

高級料亭Aでは、食品衛生法がまもられていなかった可能性が高い。

高級料亭Aは、食品衛生法を守っていなかった可能性が高い。


・「には」と「は」を使い分ける

私は将来ユニセフで働きたいという夢がある。

私には将来ユニセフで働きたいという夢がある。

私は将来ユニセフで働きたいという夢をもっている。


・「を」と「が」を使い分ける

この仕事の重要性を、まだ十分理解されていない。

この仕事の重要性が、まだ十分理解されていない。


・「する」と「させる」の使い分け

使いやすさが向上する。

使いやすさを向上させる。


・シンプルに整理する

確かに日本を今以上に発展させるには、技術力や経済力などさまざまな要素が必要となる。現にそのようなものによって、今までの日本は先進国として世界のトップに立ち続けた。しかし、そのような高度な技術力や経済力がかつての日本で生まれたことにも、根底にはわたしたち一人一人が幼い頃から受けている教育が関係しているのではないか。

日本は今まで技術力と経済力によって世界のトップに立ち続けてきたが、それは教育の成果である。これからも日本を支えてくれるのは技術力と経済力だから、教育には十分意を用いる必要がある。


・最初に主張を述べる

アメリカでは、インターネットの普及を利用し、コンピューター技術とカウンセリングの結合が進められている。メールとカメラとマイクを用いてカウンセリングを行うのである。

アメリカでは、今までになかった新しいカウンセリングが行われている。インターネットを利用し、メールとカメラとマイクを用いてカウンセリングを行うのである。


・余分なつなぎ語を削る

「よって」「そのため」「そこで」「そして」「また」「それに」「さらに」など、省ける場合が多い。


・同じ意味の言葉を重複して書かない。

お風呂に入る際には、段差にご注意の上ご入浴ください。

ご入浴の際には、段差にご注意ください。

ご入浴の際には、浴槽内の段差にご注意ください。


などなど、上記の例文はほんの一部でしかありません。これ以外にも、なるほどと思わせてくれる文例がいくつも記載されているので、興味が湧いた方は「文章力の基本」を手にすることをお奨めします。

さてこの本の評価ですが、★★★★☆とさせていただきます。

私にとっては素晴らしい本ですけども、文章に自信のある方へはお奨めしません。

そして今日もまた、一向に上達しない文章力の基本から学び続ける私なのでした…
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