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2010.07.19 Mon
◎99のなみだ 第一夜 本当にあったこころを癒す10の物語
-------------------目次------------------
スマイルくんの涙
父の花嫁
最後の1枚、最初の1枚
落書き
音色を数えて
母のお気に入り
笑顔の向こうに
僕たちのブロックサイン
最終回
東京へ
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リンダブックスという、あまり馴染みのない出版社から刊行されていますが、めちゃめちゃ売れている「99のなみだ」シリーズの最新版です。
これまで何度か99のなみだシリーズを目にしたことありましたが、購入したのはこの本が初めてです。
内容は、10本の短編集となっており、読者から募集した、本当にあったこころを癒す話が載っています。短編集なので、あっという間に読み終わってしまいましたが、「親と子」とか「兄弟」とか「体験談」など、ええ話の連続に涙腺が緩みっぱなしでした・・・(泣
本当にあった話ということですが、読み物としてもちゃんと編集されており、ツボを押さえている「泣ける本」でしょうね。私は子供が2人いるので、親子を題材にした話は、リアルで自分に置き換えてしまうため、すぐ泣きそうになってしまいます・・・。
読了後は、なんとも暖かい気持ちになるとともに、せつない感情と合わせて思考が止まるような、そんな感覚でしたが、いつもより子供達に優しく接してしまう自分がおりました。
まるで映画館から出てきて主人公になりかわっている、という「アレ」と同じ感覚でしょうか(笑)
単純なものですね、人間なんて(苦笑)
私だけなのかもしれませんが・・・
今回読んだ10の話の中で、一番好きというか、泣きそうな話だったのは、「音色を数えて」でして、ちょうど二人の息子達と似た年齢設定だったということもあり、感情移入して読んでしまいました・・・。
うちの長男坊も、この話の由奈ちゃんと同じように、上の子というだけでずいぶん我慢している部分はあるかと思いますので、なんだか申しわけないような気がしてしまいました。
長男坊はしっかりしている反面、下の兄弟の手前上、親に甘えにくい部分があることを、もっと親側が理解してあげなければダメですね(反省)。とっても良い気付きを得ましたので、今後長男坊にも少しだけ甘えさせてあげようかと思います。
他に私が読んで気に入った話は、「僕たちのブロックサイン」「最終回」「父の花嫁」と、親子とか兄弟話ばかりですけども、ウルッとくるような、せつないけれども暖かい話に心が打たれました。
きっと誰でも一つ・二つは、こういうイイ話を持っているのだと思いますが、忘れていることが多いのではないでしょうかね?
そういう私もイイ話が無いわけではないですが、ここで披露するのは恥ずかしいこともあり、何か機会があれば書いてみたいとも思います。
ということでこの本の評価ですが、★★★★☆とさせていただきます。
実話をもとにしているということもあり、確信的な感動本という気もしますが、泣ける本であることには変わりがありません。
ちょっと心が疲れた時、癒しを求める時には、良き薬となるのではないでしょうか?
| ビジネス書・本・電子書籍
| 21:40
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