気になるけど

PC関連情報、ビジネス書、IT資格などについて書いていきます。 ただいま不定期更新中です。

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次期iPadの前にKindleかなと

いわゆる「タブレット」と評される製品の代名詞としてAppleの「iPad」がありますが、他にも読書用のAmazon「Kindle」や、iPadの対抗馬として目されているSAMSUNGの「GALAXY Tab」などもラインナップに加わってきました。

私は、次期iPadを購入するということを決めているので、次モデルを借金してでも手に入れるつもりですけど、発売はもう少し先になりそうなので、その前段階としてKindleの検討を進めています。

kindle3G + Wi-Fi
by Amazon.com(米国)
3G-01-lrg.jpg

KindleはAmazonが提供する電子書籍リーダー端末で、電子インクを使った電池の長寿命、光らないディスプレイで目に優しい、3G回線の通信代金が無償なためAmazonから電子書籍を欲しい時にすぐ購入できる(日本ではサービス未定)、などの利点を活かし、アメリカでは全体の75%のシェアを確保していると言われています。

実際のKindleの販売台数については、米Amazon社は具体的な数字を明らかにしていないようですが(下記URL参照)、2010年中にアメリカでの電子書籍端末の普及台数が1000万台を超える予測もあることから、相当数の販売台数に至っているのは間違いありません。

「新型Kindle、過去最高のペースで売れている」とAmazon
by ITmedia eBookUSER

もともと本を読む習慣が無い方にとっては、まったく必要ない端末ですけども、年間100冊程度の書籍を読む私にとっては、本棚という物理スペースを省けるKindleのような電子書籍端末はたいへん魅力に映ります。

そこで、私が思っているKindleの魅力な点を列挙したいと思います。

1、大きさと重さが丁度よい

第3世代のKindleは6インチディスプレイであり、重さも約246gと、新書に近いサイズにハードカバー版の書籍くらいの重さという組み合わせは、寝転がって仰向けになり手を伸ばしてもさほど苦痛に感じないのではないかと考えています。

2、バッテリー駆動時間の長さ

無線通信OFFの状態で1ヶ月近くバッテリーが持つという話しを聞いただけで、電池の長持ち具合が分かります。充電するのを忘れてしまいそうですよね。日々充電しまくっているiPhoneとは大違いです・・・。比べる対象ではないのかもしれませんけど(苦笑)

3、読書に特化したタブレットと割り切っている(音楽も鳴らせますが・・・)

電子書籍を読むための端末という「割り切り」が逆に好印象ですが、MP3でバックミュージックを流すことも出来るようなので、今後多機能化されていく可能性は高いです。

4、電子インクへの興味

いったいどういう技術で動作しているのか、興味が尽きませんが、白黒なのに「美麗」というその表示を味わってみたいものです。もちろん明るい光沢ディスプレイよりも紙に近い表示ということで、最近目が悪くなってきた私にはぴったりです(ココは結構重要と考えています)

5、フリーの3G回線でネットに接続可能(3G+WiFiモデル)

どうやらドコモ回線を通してローミングしているようが、日本からでも無償3G回線接続が出来るなんて、Amazonの底力を感じざるを得ません!TwitterやFaceBookなどにも独自のブラウザで接続できるようなので、外出先でのちょっとしたWeb閲覧程度もできそうです。

6、日本語フォント表示可能

これまでKindleが気になっていたにも関わらず、手を出さなかったのは、日本語フォントが表示されなかったためで、ようやく第3世代でにて対応しました。英語がからっきしダメな私には絶対必要条件です。

7、ePubやPDFなどさまざまな形式のファイルを読み込み可能

私は「ブクログのパブー」などでWeb絵本作りに携わったため、ePub方式のファイルなどに馴染みがありますが、現在多くの電子書籍フォーマットが乱立している状況で、より多くの形式に対応してくれると便利ですよね。

8、自炊(自分で本をバラしてscan)電子書籍の閲覧に最適

自宅にそれなりの量の蔵書があり、スキャナーで電子化をされている方・今後電子化を予定されている方(私)だと、このKindleで自宅の蔵書を持ち歩くという感覚が、どれほどインパクトがあることなのか分かると思います。このためにKindleを買うと言っても差し支えないくらいです。

9、今後Amazonが本格的に日本でサービスを展開すると予想している

すでに日本語表示に対応しているKindleなため、残すは日本語の電子書籍をAmazonで販売してもらうことです。こればっかりはいつになるのか想像もつきませんが、なるべく早く多くの電子書籍が読めるようになって欲しいと願っています。

10、円高で価格が魅力(2010年11月末現在1ドル84円前後)

購入する時は、アメリカのAmazon.comからクレジットカードでの買い物となるので、クレジット会社の示すレートでの購入と、他にも手数料のようなものがかかると聞いています。189ドルなので、円換算すると16000円くらいですが、もう少し値がはりそう。もし日本のAmazonで円の値段が付いたら、もう少し高い価格になると考えていますので、円高を利用して今がお買い得とも思えます。

・・・と魅力な点を10個ほど挙げましたが、日本語入力が出来ない、日本語の電子書籍を日本のAmazonから買えない、カラーの本や雑誌もモノクロ表示など、ネガティブな問題も多く抱えるKindleでして、強く万人にお奨めできないところが悲しいですが、本好きにはたまらない端末と言えます。

願わくば、今すぐ購入したいところなのですが、2010年12月に日本でもKindleが発売されるかも…という噂を聞いたものだから、購入に躊躇しています・・・。

Amazon.co.jp「キンドル」2010年12月発売の可能性
by Tech Wave

日本版のKindleが出るならば、出来ればそちらを購入したいとも思いますし、恐らく日本語UIが実現されるであろうという、淡い期待を抱いてもいます。現状は残念ながらUIは全て英語なので、日本語表示に切り替えることが出来れば最高なんですがね~。。。

また、現行モデルのように、フリーの3G回線+WiFi付属のKindleという形態が維持されるかどうかは、発表されてみなければ何とも言えません。3Gを省いた形での提供なども充分考えられますので、今後の動向をチェックし続けていきます!

様子を伺い、アメリカのAmazonから購入した方が得策と判断すれば、すぐ動きたいですね!

ちなみに米AmazonでのKindleの購入方法については、下記のサイト様で詳しく記載されています。

猿でもわかるKindle購入のすすめ(1)
猿でもわかるKindle購入のすすめ(2)
by blog.eラーニング.co.jp

こういうのは、あせって購入すると「もう少し待てば良かった・・・」となりがちですけど、恐らく日本のAmazonでも、電子書籍の準備を始めているはずなので、来年くらいからポツポツと、日本のAmazonで日本の電子本が購入できるようになると予想しています。その頃にはさらにKindleの価格が下がっている可能性もありますので、考えれば考えるほど時期尚早に思えてきますが、「欲しいと思った時が買い時」という言葉を信じたいと思います(笑)

Kindleを手に入れた後には、富士通のScanSnap購入、裁断機購入、そして次期iPad購入という野望を抱いておりますが、お金が無いことにはどうにもなりません(泣)

貧乏サラリーマンはひもじいですね・・・

【参考にしたサイト】

「紙の本は不要」日本語対応キンドルを使いまくって1か月
by Tech Wave

日本語対応キンドルの実力はいかに? 第一印象は「◎」
by Tech Wave

生まれ変わった「日本語対応キンドル」は12000円から、Twitter&Facebook対応
by Tech Wave

Amazon「Kindle 3G + Wi-Fi」試用レポート
~日本語表示対応、小型軽量化された電子ペーパー端末

by PC Watch

【Kindle】日本語表示対応・新型Kindle 3 3G+WiFiモデル到着、ファーストインプレ
by をぢの日記

AmazonがKindle新モデル発表 139ドルの廉価版も投入
by ITmedia

Kindleに電子書籍を人に貸せる機能、年内導入
by ITmedia
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| ビジネス書・本・電子書籍 | 23:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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この国を出よ

◎この国を出よ


-------------------目次--------------------
第1章 現状分析―絶望的状況なのに能天気な日本人
第2章 政治家と官僚の罪―誰がこの国をダメにしたのか?
第3章 企業と個人の“失敗”―変化を嫌う若者だらけの国を「日本病」と呼ぶ
第4章 ビジネスマンの「稼ぐ力」―「理想の仕事」探しより「自力で食える」人間になれ
第5章 企業の「稼ぐ力」―21世紀のビジネスに「ホーム」も「アウェー」もない
第6章 国家の「稼ぐ力」―日本再生のための“経営改革案”を提示する
by livedoor books
-------------------------------------------

説明不要の著名人であり、世界的な経営コンサルタントの「大前研一さん」とユニクロのファーストリテイリングCEO「柳井正さん」の共著となる書籍です。

しかしまあ、よくぞここまで書いてくれた!という、憂国の本であり、今日本が抱える様々なリスクから危機を指摘するという刺激的な本でもあります。

また、本のタイトルで示しているように、日本にいてもダメだから海外に出てグローバルなビジネス感覚を身につけなさい!という書籍かと思ったら大間違い。海外で揉まれたビジネスパーソンは、実力をつけた後に、また日本に戻ってきて活躍して欲しいという、お二人の「日本愛」を感じられる書籍でもあります。

大幅な円高、世界一の借金額、人口減少、中国・ロシア・アメリカという大国の影響を受けやすい地政学的脅威、混乱を極める政治、などなど、日本という国はこのままでは国際舞台から消えるばかりか、国家として成り立たなくなる可能性もあるくらい、本当に先行きが不安視されています。

さらに、これまで遥か下にいた経済レベルの国々が、ものすごい勢いで日本を抜き去りつつあります。これは日本の経済が落ちぶれてきたのと同時に、他国の経済成長が伸びているため、日本という自動車に乗っている私達は、ただただその状況を窓越しに眺めているさけとも言えましょう。

そんな経済状況を受け、もはや国内だけでビジネスをしていても生き残れないとされる大手企業群は、こぞって海外に活路を見出そうとしておりますが、肝心の人材が海外を望まなかったり、海外で萎縮してしまったりと、国際ビジネスシーンで埋もれてしまいがちな日本人。

わかっちゃいるけど、しがらみの中から抜け出せない、私を含めた世のサラリーマンには如何ともしがたい、忸怩たる想いを抱いてしまっている方々も多いでしょうし、私も強く抱いております。

私はこれまで、大前さんや柳井さんに関わる書籍やメルマガなど、いくつも読んできているので、本の中に書かれている内容で目新しいものはさほど無かったのですが、書籍として二人の名前で世に出したことが大きいと考えています。

もっと世間一般にこの書籍の存在を知らしめて欲しいとすら願っています。

もちろん全ての日本人が国外脱出なんてことになったら、国家として成り立たなくなるのですから、ここでは大手企業から、規模の大きめな中小企業で働くビジネスパーソンに対しての警告、という体裁を取っていると思うのですが、私はむしろ、世の中の「主婦」にこそ読んで欲しい一冊と考えています。

この国の未来を担う子供達の、一番近い位置にいるのは、やはりお母さんでしょうし、その教育方針如何によっては、将来の立ち位置も大幅に変わってくることを考えると、未来の姿を見据え、今のうちから何らかの手を打っておくことが肝要ではないでしょうか。

本来ならば、国家ぐるみで英語を第2言語として認定しつつ、その実践的な教育を実施させねばならないところですが、残念ながら公立の小中学校に通わせているだけでは、日増しに子どもの将来の選択肢が縮まっていくということを、親が強く感じ取らなければなりません。

というのもこれから先、今の幼児~高校生達は、他国の優秀な教育を施されている外国人と、職を争っていかねばなりません。もちろん、国内であっさり就職が決まる人や、家業を継いで安泰という人などもいるでしょう。しかし、あらゆる職の門戸が狭まっていくのは、ほぼ間違いありません。

経済のパイが縮小していく中で、人件費を削減しつつも能力の高い人材を求めた時に、比較的安価で優秀な外国人からのオファーがあれば、経営者はそちらを向かざるを得ませんし、実際に、もうそういう状況になりつつもあります。

毎年、大学生に人気がある企業ベスト10なんてニュースを見かけますけども、それらの企業は10年後ベスト10に入っているかと問われれば、高い確率で「いない」と言わざるを得ません。

さらには、もっと突っ込んで書くとすると、私の在籍しているIT業界などは、10年後にどんな風景になっているのか想像だに出来ないくらい、激変する可能性を秘めています。もう日本国内だけでは利益は取れないのですから、海外で収入を得る方策を採用せねばいけませんし、外資の買収攻勢にさらされることも念頭に置いておかねばなりません。

私は神様ではないので、未来を正確に予測することなんてできっこありませんけど、この先普通にサラリーマン勤めをしていて、給料が上がり続けるなんて毛頭考えていませんし、むしろ給料は下がる一方であり、これまで1億中流などと謳っていた層は、はっきりと所得格差が開いていくのは確実と言える情勢です。

もちろん、たまたま勤めた企業が成長企業で、給料も青天井で上がるなどというケースだってありますから、一概には言えませんが、それは少数派であるというのは、今の日本の状況を、上記で示したさまざまなリスクを鑑みつつ考えると、そう予想せざるを得ないのです。

これまで自由と繁栄を謳歌してきた日本人にしてみれば、それが永続的に続くということを夢見がちですけども、果てしなく落ちぶれてしまう将来の日本というビジョンも、頭の中に描いておいた方がいいと思います。

最悪のケースを想定しておいて、そこに備えていく、もしくは心構えだけは持っておくだけでも違います。あまり不安を駆り立てるのは好きじゃないのですが、アメリカがドルをデフォルト(債務不履行)しただけで、日本も中国も積み立てているドルが紙きれと変わり、経済が吹っ飛びかねないとか、そんな他国の状況に左右されるような事も起きえます。現にサブプライムによって日本も世界も一気に景気が冷え込みましたし、日本だけが無風ということはこの先ありえません。
※ドルのデフォルトについては私は起こらないという予想ではあります

最近のアメリカ、中国、ロシアという大国の本性が垣間見えたニュースを、多くの人が見聞きしてると思いますけど、戦争や紛争なんて実にあっさりと突然起こったり、起こされたりします。

それが今の世界の現実でもあるということを、頭の片隅に置いておいた方がいいです。

この「この国を出よ」では比較的現実に起こりうる、身近なリスクを指摘しておりますが、それでも「2分の1の生活をする覚悟を!」などと、生活レベルの引き下げを呑まざるを得ないような記載などもありますので、刺激的な内容には違いありません。

そんな暗い予測が5年後、10年後、30年後に的中していなければ、「そういえばどっかのブログでアホみたいに騒いでいたfuminchuとかいうマヌケな奴がいたなw」くらいに笑ってくれれば済む話しです。しかし、この本に書かれていることはいつ起きてもおかしくないような「今ある危機」をもとにしており、我々日本人は高い危機意識を持たなければなりません。

そうやって多くの家庭に危機意識が浸透していけば、それに対応しなければ!という人達が多く出現するはずです。そこでミスリードをする指導者がいなければ、この国は多少なりとも変わっていくのではないかと思います。本当は今のまま平和で、そこそこの生活が変わらないのが一番なんですけどね…。

さてこの本の評価ですが、星5つといきたいところですけど、あえて★★★★☆とさせていただきます!

事前に書かれている内容を予測できてしまったこと、私が知らないことは書かれていなかったこと、世間に与えるインパクトの大きさなどを加味しての評価です。

普段、政治や経済に興味が無い方がこの本を読んだら、不安に苛まされるでしょうが、これが今の日本という国の現実なんだと、はっきりと理解出来る素晴らしい機会を得ることにも繋がりますので、ぜひとも多くの方がたに読んでいただきたい1冊です。

上述しましたが、主婦の方々にこそ読んで欲しい1冊です。生活の危機が迫った時に慌てても仕方ないですし、子供達の未来を考え、それぞれの家庭ごとに、どうしていきたいか、という事を話し合って欲しいです。
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| ビジネス書・本・電子書籍 | 18:17 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「思考軸」をつくれ

◎「思考軸」をつくれ-あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由


-------------------目次--------------------
はじめに 私が「〇・一%」に賭けられた理由
序章 ベンチャー生保の立ち上げにかけた想い
第1章 5つの「思考軸」と大切にすべきこと
第2章 森を見る「タテヨコ思考」のすすめ
第3章 「多様なインプット」で直感と論理を磨く
第4章 「違った人」をいかすリーダーシップ
第5章 「勝率一〇〇%」の真っ向勝負
第6章 私たちが、いまいるところ
おわりに 「悔いなし、遺産なし」―自分の頭で考え続ける
by livedoor books
-------------------------------------------

インターネットでの販売に特化した、ライフネット生命保険株式会社代表取締役の「出口治明」さんの著書です。

この本も例によって「思考軸」というタイトルに釣られて購入した形になりますが、事前に出口社長のことを雑誌か何かで存じ上げていたのも、購入の理由となります。

「思考」とか「アイディア」という言葉がいやに目につくような、カラーバス効果を活用している形になりますが、いやいや、人それぞれ主張って違うものですね。

「これはAだからBとなる」と論じる人がいれば、「これはAだけどBにはならない」というように、まるで逆の理論を唱える人がいたりと、人の数だけ正解があるのかもしれないな~なんてことを思ったりします。

この「思考軸」をつくれも、「出口社長の考え方を書き綴った本」と言えますので、出口さんの提唱する意見や考え方に激しく賛同できるものもあれば、それはちょっと違うかも・・・というようなものもあったりと、好き嫌いがはっきり分かれる書籍かもしれません。

恐らく出口社長がこれまで培ってきた経験や知識をもとに、正しいと思われることを書いていると思われますが、個性的な意見も多いかなと感じましたので、その辺の部分に着目しながら抜粋して書いてみようと思います。

これまで、「成功の法則」とされてきたことは、すべからく役に立たないものと思った方がいい。その上であらゆることをゼロベースで考え、新たな価値体系を構築していく能力が求められているのです。
しかし「すべてをゼロから考えろ」と言われても、「考える軸となるもの」がなければ、何が正しくて何が間違いかを判断することすらできません。軸というのは言葉を換えれば「思考する際の前提条件」です。「これとこれを前提に考える」という項目が自分の中で固まっていれば、どんな事象に対してもブレることなく自分なりの判断を下すことができるでしょう。


どちらかと言うと「成功の法則」を参考にしている私には、あまり受け入れたくない言葉なのですが(笑)、ある程度自分の中に軸ができたら、ゼロベースで自分の頭で考えろ!ということなのかなととらえました。

もちろん、言っていることはその通りなのかもしれませんが、ある程度「思考」することを癖にしていないと、ゼロベースで考えることは出来ないと思いますので、「成功した事例」とか「成功した法則」のようなものを学んでから、自分なりの価値観と照らし合わせて考えていく方がいいと思います。

私はこれまでそうしてきたので、それは私の意見でしかありませんが、少なくとも「成功の法則」が役に立たないということはないと思います。

そもそも成功法則なんてこの世に無い!という見方もありますよね。

ある成功法則がAさんには当てはまっても、Bさんには失敗にしかならないケースもあるでしょうし、1冊の本から様々な示唆を得る人もいれば、同じ本から何の教訓も得れないという人もいるでしょう。

正確には「全てのケースに当てはまる成功の法則は無い」でしょうか。

結局はその考えをその人がどう受け止めたか、そこにかかってくるのだと思います。なるべく多くの考え方(成功法則)を取り入れて、自分の中でジャッジしていくのがいいと考えています。

ちょっと否定っぽいことを書きましたが、激しく同意できる内容もあります。

「効率」という言葉を重視する人は、オーソドックスなやり方だと何だかムダが多いような気がするのか、正攻法に背を向け、ともすればわざと奇をてらったような手段を選びがちです。でも、多くの場合それは「策士策に溺れる」結果に終わることになります。堂々と正攻法でことにあたる。私の経験からいって、結局はこれに勝る解決法はないのです。


この正攻法のススメには激しく同意してしまいます!私はまわりくどいやり方が好きではないというのもありますが、策を弄して、例え大成功したとしても、気持ち的には何かすっきりしない、ということがあったという経験はないでしょうか?

もちろん策を用いることが悪いわけではありませんが、迷ったら正攻法で!というのを選ぶ方が、良い結果が出ると考えています。まぁ、どちらに転がったとしても、後の爽快感は正攻法の方がありますしね(苦笑)

また、正攻法で臨むことにより腹をくくれる、ということも言えるのではないでしょうか?真っ正直過ぎるのもどうかという意見もあると思いますが、私も出口さんと同じように、やるなら正攻法が一番だと思います。たとえそれで失敗しても、自分を許せるような気がします。

まあ、それは感覚的なものなのかもしれませんけど・・・。

人間の長所と短所というのは実際には「同じもの」です。
短所をなくそうとすると同時にその人の長所までをなくしてしまうし、長所を伸ばせば同時に短所も伸びるのです。


何やら禅問答のような書き方ですが、これは真理をついていると思います。

よく履歴書に「長所・短所」を書く欄があり、スラスラと書ける人がおりますが、私は本を読めば読むほど、この長所というものと短所の区別がつかなくなっていきました・・・。

長所で「物怖じしない性格」と書いたら、一方では「無鉄砲」とも捉えることができます。

短所で「せっかち」と書いたら、一方では「判断が早い」とも捉えられますよね。

長所は短所でもあるのです。

優雅に池を泳ぐ白鳥も、水面下ではバシャバシャと足をバタつかせています。

受け止め方によっては、長所が短所にもなるし、短所が長所にもなるのです。

もちろん、評価の基準がなければ判断のしようがない、というのはその通りなので、出来れば自分で「長所」だと考えているところは伸ばして、「短所」だと考えているところは修正していいけるようにはしたいものです。

とまあ、ごく一部を抜粋して書いてきましたが、全体的に出口さんの考え方は、参考になる部分が多く、こういう考えでもって生きていければ、人生楽しいだろうなと感じました。

「それが出来れば苦労しない」というような記述もありましたので、読んだ人によっては評価が分かれるかもしれませんけど、ビジネスマンには参考になる部分が多いのではないでしょうか。興味のある方は一読いただければと思います。

さて、この本の評価ですが、★★★☆☆とさせていただきます。

私には新たな示唆が少なかったように感じましたので、星の数を減らしましたが、出口さんのような考え方でもってビジネスにあたるのは、ある意味理想と言えます。

良きモデルケースとして、参考になりました!

いい本をありがとうございます!!
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| ビジネス書・本・電子書籍 | 22:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アソシエの手帳術が凄かった!

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2010年 11/16号


---------------手帳術部分の目次----------------
Special1 決定版 手帳術 2011
使い方、選び方がすべて分かる!(020p)
活用の達人40人に学ぶスゴ技
朝活式 朝7時に4色で書き、赤で消す 池田千恵さん(025p)
休活式 過去の “見える化” で未来を拓く 大田正文さん(026p)
文活式 「カレンダーと時計の針」で管理 土橋 正さん(027p)
ここで差がつく! テーマ別テクニック
「タスク管理」の極意(028p)
いかに「記録」するか(034p)
「目標 ・ 夢」の定め方(037p)
「自作手帳」職人列伝(042p)
さらに一工夫! 「シールの女王」進化論(040p)
もっと知りたい! 「手帳術の本」マトリックス分析(054p)
佐々木かをり 式 「手帳教育のススメ」(056p)
デジタル管理の効用
紙と併用? 一本化? 小山龍介直伝 「デジタル的生活管理」入門(047p)
紙の代わりはこれ! 厳選アプリ & 「『超』整理手帳 for the iPad」レビュー(051p)
ベストな1冊を選ぼう!
手帳王子 ・ 舘神龍彦と行く 「My手帳」を探す旅(060p)
新作続々! 2011年版手帳 徹底ガイド(068p)
「ほぼ日ビジネス」開発秘話 糸井重里 × 佐藤 卓(080p)
高田純次 「適当手帳 For Business」を適当に語る(083p)
手帳をもっと便利に!
東急ハンズ × 元部長マジシャン 手帳カスタマイズ作戦(078p)
もじゃシール、極薄ハサミ、ToDoテープ … 便利アクセサリー 31(084p)
消せる、滑らか、多色 … 手帳ペン最新事情(087p)
アソシエ × 日本能率協会マネジメントセンター 2代目「リスティ」手帳のご案内(088p)
-----------------------------------------------

定期購読をしている日経ビジネス Associeですが、つい何日か前に届いた最新号(2010年 11/16号)を読み終わりました。

で、感想はというと、ただただ驚きです・・・。

たかが手帳と言うなかれ、ものすごいこだわりを感じる手帳術の事例が大量に紹介されています!もう読んでいてため息しか出ませんでした(苦笑)

私自身は、来年の手帳をビジネスとプライベートで分けるつもりですけども、仕事用は年末に配布されるような、よくある手帳で充分だということが分かったので問題ないのですが、プライベート用をどうしようか思案しておりました。

まさにタイムリーな話題だったのですが、「手帳の達人」達による独特な手帳術を見ていたら、なんだか自分の手帳がちっぽけなものに思えてしまいました。。。

だからというわけではありませんが、来年(2011年)はiPhoneを手帳代わりにすることに決めました。

私は、手帳術で紹介している方々のように大量の予定も無いですし、逆にそれだけの量を書いている時間がもったいないような気もして、正直言ってここまでの手帳術は自分に必要無いと思ってしまいました・・・。

私の手帳のつけ方は単純でして、

・毎日の作業記録をAM・PM・夜に分けて箇条書きして日記代わりにする
・予定はマンスリー表示の欄に順次埋めていく
・フリースペースに思いついたことや気付いたことなどを書く


このくらいしか手帳には書きません。

しかも仕事もプライベートもごっちゃ混ぜなので、その1冊の手帳で全てが事足ります。その他の部分は、iPhoneなりPCなりで補っている形ですので、このやり方を来年も続けてもいいのですが、やはり改善することも大事だと思います。

なので、プライベートに関しては完全にGoogleカレンダーとiPhoneアプリでまかなおうと思います。まだはっきりとは決めていませんが、何なら紙の手帳を止めてしまうというのもアリかなとも考えています。

記事中では、HACKSシリーズでもお馴染みの「小山龍介さん」のデジタルとアナログのハイブリッド手帳術が参考になりましたが、残念ながらデジタルの文量が乏しく、この辺は別に調べる必要ありそうです。

もともと、iPhoneでメモ帳やボイスレコーダーなどを備忘録として使うようにしていたので、その延長線で手帳的な使い方もアリかなと考えています。ちなみにメモ帳やボイスレコーダーのデータは、Evernoteで同期していますよ~!

それにしても、ものすごい量の手帳術と、手帳の種類の多さに開いた口が塞がらないのですが、この中から自分に合った手帳と手帳術を探し出すのは逆に難しいような気もします。

参考になりそうな部分を上手に取り入れて、自分なりの手帳術を開拓していくのがお奨めですが、モデルになる方の真似をしてしまう、というのもアリかなとも思います。

記事中で、これを真似するのはかなり厳しいと思われる、「人生を変えたければ「休活」をしよう!」でも有名な、大田正文さんのマインドマップ手帳は圧巻でした。これを見ちゃうと、他の方々の手帳術が陳腐に見えてしまうくらい、ものすごいビジュアライズ化されていて、ある意味理想の手帳のように思えました。

ちなみにこんな感じです↓

※クリックで拡大します

マインドマップで手帳をつけることが出来れば、しっかり記憶に定着しそうな気もしますので、理想でしょうね。でもこのレベルを日々続けるのは、ちょっと厳しいかなとも思います・・・。結局自分が一番良い!と思う使い方をするしかないので、もう一度手帳術の特集を読み返し、参考になるところがないか探してみようと思います。

それにしてもこの情報量、さすが増量ページで割高の値段にしているだけありますね!アソシエさん!担当の方々、本当にお疲れ様です。
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| ビジネス書・本・電子書籍 | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アイディアを10倍生む考える力

◎アイディアを10倍生む考える力


-------------------目次--------------------
第1章 「考える基礎力」をつける
第2章 「考える集中力」をつける
第3章 アイディア力がつく「考える力」
第4章 「聞く力」を磨いて「考える力」をつける
第5章 「考える力」をつけるトレーニング
by livedoor books
-------------------------------------------

明治大学文学部教授であり、ベストセラー『声に出して読みたい日本語』の著者でもあり、「齋藤メソッド」という独自の教育論などを提唱・主催する、TVでもお馴染みの「斎藤 孝」教授の著書です。

この本は2006年10月1日に発刊されたので、今から4年前になるのですね!

実はこの本かれこれ2年半ほど、マイ書棚の中で積ん読状態だった書籍でして、なんとも情けない限りです・・・。

実は今、思考法とかアイディア創出法の書籍を集中的に読んでいるため、この本を選定した形になりますが、未読の書棚を探ると奥の方から黄色いカバーの書籍が出てきて、最初「いつ購入したんだっけ??」と考えてしまうくらい忘れておりました(お恥ずかしい・・・)。

これまでに斉藤孝教授の本は、「声に出して読みたい日本語」をはじめ、数冊読んだことがありましたが、こういう言い方をしてはアレなのですけど、あまり印象に残っていないため、正直敬遠していたということもあります・・・。

今回、アイディアをテーマとした書籍を読む!ということで、やっと読んでみる気になったのですが、いやいや、決め付けることって良くないですね!変なバイアスがかかっていた自分が恥ずかしいです。やっぱり書籍もゼロベースで選定しなければいけませんね~(反省)

この「アイディアを10倍生む考える力」、実に示唆に富むメソッドが多く、また、私自身が普段使っているやり方とかも載っていて、斉藤教授と同じ思考回路かもと、なんとなく親近感が湧いてしまいました(苦笑)

ちなみに斉藤教授が提唱している、

アイディア出しのゴールデンタイムを決める


このやり方は、私も意識して行なっている手法です。

自分を観察し続けて見つけた、アイディアが出やすい時間というものがありまして、このブログでも何度か書いたことありますが、それは「午前中」「22時~25時の間」となっております。

逆にまったくダメな時間は、「13時~17時」くらいの間でして、昼ご飯を食べた後から極端に能率が悪くなります・・・。睡魔に襲われるのもこの時間ですし、なるべくルーチンワーク的な作業とか、クリエイティブでないことをその時間にあてがうように意識しています。

会社勤めをしていると、なかなか午前中って自由な時間が取れないものですが、会議前の30分とか、移動中の時間とか、そういう隙間時間だけでも、これまで数々のアイディアが浮かんできているので、自分にとってとても貴重な時間と意識しています。

他に参考になったメソッドや言葉を羅列いたします。

絶対に一般論から語らない

「もし(if)~であれば」のように、「これを変えてみたらどうだろう」と考える

ある現象を見て、「ボックス化」「ミニ化」などのように、「~化している」というような、変換のルールを見抜くこと

「ふつうの考え」をずらしていく

「無理矢理アナロジー」

「○○は××である」という命題を立ててしまう

ちょっとした思いつきにも必ずネーミングしてみる

雑誌を1冊読んだら、無理矢理1個アイディアを出すようにすればいい

自分の先達を3人用意する

「フォーカシング」

「フェルトセンス」


などなど、どちらかといえば全体的に抽象的な内容にも思えますが、実際にアイディア出しに悩んだ時や、思考の先詰まり感がある時に、参考になりそうなTipsがいくつも紹介されており、もっと早く読んでおくべきだった・・・と悔しい気持ちになりました。

ただ、鵜呑みにしてはいけないような情報もありましたので、一応書いておきます。

音読を5時間くらいすれば脳にいい、みたいなトレーニング法が書かれておりましたが、もし脳に良いとしても、まったくやる気のおきない方法です(笑)

実は以前「声に出して読みたい日本語」を読んだ後に、長時間の音読を何度も試してみたことがありまして、残念ながら音読の効果よりも、喉の乾きと舌がしびれるような感じに悩まされ、音読は私には合わないという結論を出しています。

5時間とか音読するのって、やってみればわかりますが、ものすごい疲れます。脳がフル回転しているという感覚よりも、もう二度とこんなことしたくない!という気持ちの方が強いです(苦笑)

まあ、何事も自分で消化してみて、合う合わないというものを判断していくのが大事だと思いますので、今回たくさんの良きメソッドを手に入れることが出来ましたので、良い本だとは思います。

さて、この本の評価ですが、★★★☆☆とさせていただきます。

上述したように、う~ん、それはちょっと・・・というような内容もありましたので、割り引かせていただきました。

アイディア創出について興味のある方は、一読してみるのもいいかもしれません。
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コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術

◎コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術


-------------------目次--------------------
第1章 コンテキスト思考の全体像
第2章 コンテキスト思考の3Sフレームワーク
第3章 「Surroundings(環境)=関係性」のコンテキスト思考
第4章 「Soil(土壌)=価値観」のコンテキスト思考
第5章 「Sun(太陽)=目的」のコンテキスト思考
第6章 コンテキスト思考の土台となる基礎能力
by livedoor books
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世界でも有数のコンサルティングを提供する、A.T.カーニー社でマネージャーを務める、杉野幹人さんと内藤純さん共著の、「コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術」です。

「思考」や「アイデア」というものを生み出す技術や、次の時代の考え方を求めたくて購入しました。

この本は、とてもシンプルな作りになっています。目次を見れば一目瞭然の内容で、コンテキスト思考とはこういうものだよ、という定義から始まり、3つのフレームワークを通して内容を説明していくという、実に論理的な書籍と言えます。

それでは抜書きをしつつ、簡単に紹介していきたいと思います。

これまでの日本は、「コンテンツ思考」であり、今後は「コンテキスト思考」を求められる社会に移行していくという部分から。

コンテンツ思考とは・・・

音声、文字、数字などの物理的に認識できるものに論理や分析などを加える、"コンテンツ"ベースの思考法


と定義されており、1990年代から現在まで、日本は「コンテンツ」を基軸にした欧米型の手法に染まっており、ご存知の通り、今まさに苦境に喘いでいると言ってよいでしょう。

すでにサブプライム以前の姿に戻りつつあるアジアを中心とした新興国を尻目に、円高で輸出がままならない日本は、苦戦を強いられている図式は、ニュースで報じられている通りです。

失われた20年なんて言葉が自虐的に発せられるように、そろそろ変化をしていかないと、進化の波から外れ、没落の一途を辿る運命になるかもしれない、なんて悲観的に考えがちな世の中ですが、ではこれから日本の企業は何を指針にしていけばよいか?その答えが「コンテキスト思考」ということのようです。

コンテキスト思考とは・・・

モノゴトの裏にある物理的に認識できない、"コンテキスト"(背景、前後関係、文脈など)を能動的に洞察する思考法


このコンテキスト思考を行なうことによるメリットは・・・

「おもしろい成果」を生み出せるようになることである。「おもしろい成果」は「コンテンツ」傾倒による差別化不全が顕在化している今の時代に、周りとの差別化を実現するための要件であり、これからの成功の鍵である。


これまで我々は目に見えるものばかりを追いかけ、似たような商品、差別化されていないサービス、画一的な雇用などなど、どこも同じような物・サービスを標榜し続けてきた結果、閉塞的な市場になってしまったという見方も、一つの解ではないかと私も思います。

もちろん、独自のサービスや、希少性のある商品造りを行なう、先進的な企業もたくさんありますが、少数派であるというのは確かでしょう。

そういった「おもしろい成果」を生み出し続けるような、そんな思考法が身につけることが出来れば、未来は明るいと思えるのではないでしょうか?きっと私も、今のままではいつかダメになるという、危機感をもっているため、この「コンテキスト思考」を手にしたのだと思います。変化を目論んでいるというか、良き方向への変身を目指しているというのが正解かもしれませんね。

ではそんな「コンテキスト思考」を身につけるには、どうすればよいのか?その答えとして、3Sフレームワークという考え方を紹介しています。

1、「Surroundings(環境)のコンテキスト思考」
→私たちの周りにある「関係性」の「コンテキスト」を能動的に洞察する思考法であり、メリットは「ユニークな視点」を持てること。

2、「Soil(土壌)のコンテキスト思考」とは、私たちの中にある「価値観」の「コンテキスト」を能動的に洞察する思考法であり、メリットは「ぶれない自分軸」を持てること。

3、「Sun(太陽)のコンテキスト思考」とは、私たちの前にある「目的」の「コンテキスト」を能動的に洞察する思考法であり、メリットは「共感」を導けることである。


個々の詳しい説明は、ぜひとも「コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術」を手にして読んでいただきたいです。結構抽象的な概念であり、実際に説明を読んでいても、頭にはスッと入りませんでした。

事例がいくつか示されているのですが、実際にどういう風にすれば良いのか、というのはケース・バイ・ケースということもあり、実践的な実用書というわけではありませんが、紹介している個々のフレームワークは面白いものがあります。

「余命限定アプローチ」や「価値観ポートフォリオ」など、興味がある方も多いかもしれないですね。ちなみに私が一番参考になったのは、「起承転結に埋め込むコンテキスト」という部分です。

ただ事例など、どこかで聞いたことがあるような話しが多くて、イマイチ心に残りにくかったのですが、少なくとも上記3Sフレームワークくらいは頭の片隅に置き、これから「思考」する際に参考にさせていただこうと思います。

ということで評価は★★★☆☆とさせていただきます。

おかげ様で、「コンテキスト思考」という言葉が私の中に植えつけられ、新たな指針として活用させていただきます!良き本をありがとうございました。
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これからの思考の教科書

◎これからの思考の教科書 ~論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方~


-------------------目次--------------------
第1部 ロジカル・シンキング(垂直思考)(説得力を高めるためのロジカル・シンキング
問題解決力を高めるためのロジカル・シンキング
上手に話をするためのロジカル・コミュニケーション)
第2部 ラテラル・シンキング(水平思考)(ラテラル・シンキングを支える3つの発想法
ラテラル・シンキングを刺激する3つのツール
ラテラル・シンキングの考察)
第3部 インテグレーティブ・シンキング(統合思考)(記号としての言葉、象徴としての言葉
考えるとは、どういうことか
サバイバル・シンキング(生存思考)
インテグレーティブ・シンキングとは何か
インテグレーティブ・シンキングに関する考察)
by livedoor books
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ベストセラー『はじめての課長の教科書』でも有名であり、フリービット株式会社 戦略人事部ジェネラルマネージャーの酒井 穣さんの最新刊です。

私がこの本を知ったきっかけはtwitterであり、たまたま酒井さんをフォローしていたため、新しい本が出るとの告知を見かけ、すぐAmazonで予約しちゃいました。

その時はたまたま、「思考」にまつわる書籍ばかりを収集していたため、これはセレンディピティでしょ!という思いが湧きました。さらに『はじめての課長の教科書』をすでに読破していたことと、酒井さんのブログも頻繁にチェックしているので、絶対に面白い!という確信がありました。

近頃、本を読む前に、過度に内容を期待してしまう向きがあるので、なるべく頭の中を真っ白にしてから読み進めるようにしているにも関わらず、この「これからの思考の教科書」はページを開く前から予感がありました。

そしてその予感は見事に的中いたします!

先に評価だけ書いておきますが、文句なしの★★★★★満点でございます!!

今年読んだ本の中でも、間違いなくベスト3には入る名著です!

相当数の線を文中に引いてしまったにも関わらず、夢中になって一気に読み終わりました。まさに知的興奮状態でした。

この本、大きく分けて3つの事柄について書かれていますが、一つ目が「ロジカル・シンキング」について、二つ目に「ラテラル・シンキング」、そして三つ目に「インテグレーティブ・シンキング」という、思考の「型」のようなことについて書かれていると捉えていただければよろしいかと思います。

メインとなるテーマは、インテグレーティブ・シンキングだと思いますので、ロジカル・シンキングとラテラル・シンキングについては、サラっと流している感がありますけども、初めて聞くような考え方やツールが多く、楽しくて仕方ありませんでした!

TRIZ(トゥリーズ)の40種類の発明原理と76種類の標準解とか、まったく知らなかったため、もう嬉しくて嬉しくて(笑)。知らない知恵を本によって知る、これこそ本を読む醍醐味ですよね!

トゥリーズ / 発明的問題解決の理論
by @IT情報マネジメント用語辞典

他にも「エスノグラフィー(行動観察法)」とか(これは名前だけは知っていました・・・)、635法(ブレインライティング法)とか、SCAMPER法とか、ものすごく使えそうな思考法やツールのオンパレードに、脳みそが喜んじゃって仕方ありませんでした(苦笑)

主題である「インテグレーティブ・シンキング」についても、これまで聞いたことがなかったのですが、「ロジカル・シンキング」と「ラテラル・シンキング」を統合し、その向こう側へ到達するという、なんとも難しそうな思考法とのことです。

そんな、これから一般的になるような思考法の概念から学べ、これをきっかけに深堀りして調べてみようかなという気になりました。

読破後に、以前味わったことがあるような、一種の高揚感を味わいましたが、「なんだっけ?」と考えていたところ、ピーンと閃きました!!

これは加藤昌治さんの名著「考具」を読んだ時の感覚に近いですね。

ちなみに2007年に読んだ本の中でNo1に選んだのは、この「考具」でした。過去にこのブログでも何度か紹介しています。

カラーバス効果を利用?できる?
マンダラートお気に入りです
by 気になるけど

その時感じた興奮と似た感覚があるので、きっとこの本も、何度も何度も読み返し、私の手垢で汚くなるんだろうな~と予想しています(笑)

前述した通り評価は満点なので、ビジネスマンだけでなく、全ての人に読んで欲しいと思わせるような、良き本です。酒井さん、素晴らしい本をありがとうございました!



--あとがき--

本文もそうですが、第3部のコラム「曹操孟得の話」など、三国志好きな私にはたまらない内容でした。ひょっとしたら同じ学年かもしれませんので、もう勝手に親近感わきまくっています。もしいつかお目にかかることがあれば、その知識の一端を、すすきので酒でも飲みながらご教授いただければ幸いでございます。
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エブリリトルシング クワガタと少年

◎エブリ リトル シング クワガタと少年


「無限ループ」や「カイくんのきもち」でも有名な、大村あつしさんの著書「エブリ リトル シング クワガタと少年」です。もうすでにご存じの方も多い本だと思いますが、2007年6月に発刊されて15万部を越えるヒットになった後も、文庫化などでまた売れてきているようですね。

第1章にあたる「クワガタと少年」の部分は、朗読CD付きの絵本にもなっているようです。

この本はジャンルで言うと「小説」に間違いないのですが、自己啓発系の知識などが出てきたりして、読めば前向きになれる要素がたくさんあります。さらに感動ポイントもいくつかありまして、ページ数は少ないけれど読み応え満載です。

この本は短編集の集まりのような構成になっているのですが、実は全てどこかでつながっているという、あまり書き過ぎるとネタバレになるので自粛しますが、クワガタと少年の部分が軸となり、すべてに波及している、ということだけは書いておきたいところです(苦笑)

シドニーシェルダンの本のように、全ての話しが複雑に細かく絡み合っている、というわけではありませんが、「あ~、この人があの時の…」という発見があるのもまた楽しいのではないでしょうか。

何やらこの本を読んで「自殺を思いとどまった」とか「不登校が治った」などという反響があったようで、中学生くらいの年代の方達から大人まで幅広く読める、素晴らしいストーリーだなと、私も思います。

私は感動ポイントで泣くことはありませんでしたが、どちらかというと、自己啓発的な内容を素に書かれている部分などは興味深く読ませていただきました。

「菜々美」の中学生時代の先生との一件などは、読んでいて「こんなことを言う先生が世の中にたくさんいたら、日本は変わるのかな~」なんて考えながら読んでおりましたが、気になる方はぜひとも本書を手に取って読んでみてください!

以前から大村あつしさんの書籍は気になっていて、そのうち揃えようと思いつつも先送りになっていたものですから、まだ未読の「無限ループ」や、その他の書籍も含めて、読んでみたいと強く思うようになりました。

ということで評価は★★★★☆とさせていただきます。

残念ながら「何度も何度も読みたい!」という気持ちまでにはならなかったので、その分を少し割り引きましたが、物語に引き込まれるので、あっという間に読み終わってしまう、ということは良い本だと思っています。

文庫本版だと新品でも500円で手に入るので、まだ読んだことが無い方にはお奨めいたします!
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かもの法則

◎かもの法則


-------------------目次--------------------
第1章 未来を決めていたのは「かも」だった
第2章 「かも」は大不況をチャンスに変える
第3章 心の「かも」は脳の中で闘っている
第4章 喜びの大きさで「かも」は成長する
第5章 マイナス思考でも「かも」は羽ばたける
第6章 どんな大変革も小さな「かも」から始まる
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日本におけるイメージメンタルトレーニングの第一人者で、2008年北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボールの指導もおこなったことで有名な、株式会社サンリ代表取締役会長の「西田文郎」さんの著書です。

西田さんの書籍や、共著の情報は過去にもこのブログで書いておりますので、合わせてどうぞ!

プラトー現象にハマっているようです
本調子II プロは逆境でこそ笑う
by 気になるけど

さて、今まで読もう読もうと思っていて後回しになっていた「かもの法則」ですが、やっとこの週末に読了いたしました!内容は事前にだいたい分かっておりましたが、相変わらず西田さんの本は読みやすいですし、頭に入りやすい!!

この本には、ありえないくらいの「かも」というフレーズが登場しますが、それもそのはず、全編において「かもの法則」についての話しになっております。

その「かもの法則」ですけども、私は西田さんをはじめ、潜在意識や脳力系の書籍を何十冊も読み進めているので、大部分は知っている内容であり、すんなり腑に落ちているのですが、これまで潜在意識とかの話しや、脳内イメージについての知識が無い方が読んだ場合は、にわかにこの法則を信じられないかもしれませんね・・・。

「そんなことで人生変わったならば皆変わってるじゃんかよ!」という突っ込みが聞こえてきそうな気がしますが(苦笑)、この「かもの法則」は私にはばっちり当てはまっています。

私は以前とくらべ、心の中の否定的な内部対話を止め、肯定的な言葉に言い換えるようにしたことにより、ものすごく前向きな考え方に生まれ変わりました。

そのやり方こそこの「かもの法則」なのです。

では「かもの法則」がどういうものかということを抜粋しながら書いていきます。

「できないかも」
「ムリかも」
「うまくいかないかも」


人の心の中では、このような否定的な心のつぶやきをしているケースが多いと思いますが、こういった思考というか「予感」をしていると、人間の脳は、自分の意志や願望とは裏腹に、どんどんできない方向に行動してしまう性質があります。

そこで、肯定的な「かも」の言葉に置き換えてみると・・・

「次は成功するかも」
「できるかも」
「うまくいくかも」


のように、心の中のつぶやきを強引に書き換えてしまう、心の中だけでなく実際に言葉にして何度もつぶやいてみる、そうすることにより、脳はどんどん良い方向に進めようと努力してくれるようになります。

否定の「かも」が発生したら、肯定の「かも」に書き換えればいい

これが「かもの法則」になります。

書籍の中で西田さんも書いてらっしゃいますが、恥ずかしいくらい簡単な法則です。誰でもすぐに出来ます。

西田さんは第1章の終わりで「この本で言いたいことは以上のことです~~「よしわかった」。そう思う人がいたら、もう本を閉じていただいてけっこうです。」と述べている通りに、とてもシンプルな方法です。

ただ、いきなりそんなこと言われても、「ふ~ん」とか「はぁ?で?」という印象を持つ方もいらっしゃると思いますので、この法則が本当のことだと信じられる方にしか声が届かないものだということは、私も理解しています。

また、理解できたとしても、これを実践しなければちょっとした雑学程度の話しにしかなりません。

私が自分の息子(小学生)に対して、「セルフイメージを高めろ!」なんていくら声高に叫んだとして、まったく理解されないのと同じく(笑)、このエントリーを読んでも「この人何を言ってるのだろう?」と、苦笑いされてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、シンプルな法則だからこそ、絶大な効果を発揮します。

普段から何か自信が湧かない人は、ぜひとも「かもの法則」を学び、実践することにより、自分の行動が変わっていくことを実感できると思います。しかし、先ほどから何度も語っている通り、半信半疑で適当に「かもの法則」を実践しても、うまくいくはずがありません。

スキーを一度もしたことない人が、本を1冊読んだだけで滑れるようにならないのと同様で、実際に滑って体感してみなければ、理解なんてできっこありませんからね(苦笑)

幸いにもこの「かもの法則」については、スキーのようにゲレンデまで行かなくても出来ますし、必要な用具なども必要ありません。ただ心の否定的なつぶやきを、肯定的なつぶやきに変えるように仕向けるだけです。

単純明快な方法で、どんどん肯定的な考え方に変わっていくのであれば、こんなに安い投資は無いと思います。もちろん「やる」「やらない」は個人の自由なので、これ以上私が奨めることはしませんが、私的に一家に一冊は常備しておくべき書籍だと考えています。

ということで評価の方はもちろん★★★★★でございます。

また1冊私の本棚に名著が増えました!

私はこの「かもの法則」を子供に伝えていき、より肯定的な考えで人生を歩めるように、上手に仕向けていこうと、すでに行動を始めています。

たくさん良い「かも」を飛ばしていきたいですね!
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東大式 世界を変えるイノベーションのつくりかた

◎東大式 世界を変えるイノベーションのつくりかた


-------------------目次--------------------
1 東大i.schoolってなに?(世界を変える人材をつくるプログラム
「人間中心イノベーション」とは
2009年度のワークショップの紹介)
2 イノベーションをみちびく(あつめる ひきだす つくってみる)
3 イノベーションの「場」づくり(i.schoolの物理的空間
アイスブレイクを演出する
チームのメンバーを多様にする)
4 i.schoolと「知の構造化」(i.schoolのベースとなる考え i.schoolの位置づけ i.schoolのこれから)
by livedoor books
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世界が注目する、東大式i.schoolのノウハウを公開した1冊です。東京大学i.schoolディレクター 田村 大さんが中心となり執筆された書籍です。

私は本の評判もさることながら、タイトルの「イノベーションのつくりかた」という部分に惹かれたのと、初版発行日が私の誕生日だったというのも購入の決め手になりました(こういうの気になりますよね・・・)。

このi.schoolのファシリテーターとして、世界最高峰のデザインコンサルティング会社IDEO(アイディオ)が大きく関わっているという時点で、「イノベーションのつくりかた」という言葉に間違いはないのですけども、これまで聞いたことのない言葉が連発されたPart2(第2章)は、ものすごい知的興奮を覚えました!

Part2(第2章)と限定している通り、他の章は速読で読み飛ばした部分が多かったのですけど、その2章の部分だけでも充分購入するに値するでしょう。

前述したIDEO社は、これまでに数多くのデザインを手がけてきましたが、よく知られているのはApple社のマウスであったり、米PalmのPDA「Palm V」であったり、無印良品の壁掛け式CDプレーヤーであったりと、世界的なデザインコンサルティングを手がけています。

そのIDEOの手法として、多角的に「観察する」ということがよく知られておりますが、この本の中でも「あつめる」の6つの手法の中でも言及されています。

ちょっと観察の極意を箇条書きにしてみます。

・「はじめての気持ち」で臨むこと。
・見たものだけを記述すること。まだ解釈は加えてはいけない。
・「人間中心」のことばでまとめること
・予想を超えるものが発見できるくらいの幅をとること。
・十分に管理しきれるくらいの幅にしぼること。


これらのことを念頭に置き、物事の観察を繰り返していくと、何がしかの気付きを得られるようです。

ちなみに「あつめる」の6つの手法とは、

1、観察する
2、インタビューする
3、ケーススタディのための資料集め
4、未来を洞察する材料を準備する
5、未来の「兆し」を集める
6、思いつくものを持ち寄る


となりますので、感度の良い方ならば、すごく気になる内容ではないかと思います。

それと、「あつめる」の次の段階の「ひきだす」も6つの手法を紹介しています。

1、情報共有する
2、コレスポンデンス分析
3、ブレインストーミング
4、シンセシス(統合)
5、インパクト・ダイナミクス(強制発想)
6、ケーススタディをする


う~ん、言葉的にはこちらの方が興味をひくかもしれないですね(苦笑)

そんな世界の限られた者たちしか使っていない、イノベーションを産む手法が、豊富な写真とともに紹介されているのですから、お得だなと感じます。

しかし、残念ながらその詳しいやり方については言及されておらず、事例を伴った紹介となっております。まあ、それでも十分に読む価値ありとは思いますが・・・。

とくに、小さなイノベーションから大きなイノベーションまで必要としている方や、新企画を扱う方々には、ぜひともお奨めしたい書籍です!

私は仕事において、普段から付箋紙とホワイトボードを多用しますが、この本の中でも付箋だらけの写真とかたくさん紹介されているのを眺めていて、「あ~自分の手法も間違っていなさそうだな」とニヤニヤしてしまいました(笑)

ということでこの本の評価は★★★☆☆とさせていただきます。

読む人を選ぶ書籍であるのは間違いありませんが、そこに書かれていることは世界が注目するというのも頷けるような内容です。

これからの社会は、「いかに新しいことを生み出すか」が多くの富を得る資格を得る方法かなとも思いますので、興味のある方は読んでみてください!

私は「いけにえコンセプト」とか「スキャニング・マテリアル」など、いくつか参考にしたい手法がありましたので、数回にわけてまた本書を手に取ると思います
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