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PC関連情報、ビジネス書、IT資格などについて書いていきます。 ただいま不定期更新中です。

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モチベーションが切れた時の12の策

 今回は、思いがけない出来事が続き、気持ちが切れてしまった私が、どうすればそれまで培ってきたモチベーションを引き戻すことができるのか?ということを自分なりに方策を考え、実践してみましたので、ブログネタとしました。よろしければお付き合いください。

 さて、今年厄年の私ですが、実は正月明けからずーっと、慎重に生きています(笑)厄年には何が起こるかわからないので、ある程度覚悟を決めつつ、毎日を真摯に生きておりますが、やっぱりツイてない時期なんでしょうね~…。嫌なことが続いたり、落ち込む出来事があったり、色々と自信を失いかけたりと、心が折れそうになることが何度もありました。まだ4月なのに、勘弁してほしいものです(苦笑)

 そんなモチベーション下げ下げな私ですが、下を向いてウジウジするのは嫌いなので、どうせなら今の状況を楽しみつつ冷静に分析し、どうすれば切れた気持ちを復活させられるのか試してみようと考えました。辛い状況でも楽しめるようにと、そんな風に気持ちを切り替えてみると、一つ、二つと、新たな対応策が浮かんでくるものです。

 まずは気持ちを切り替えるためにおこなった基本事項を書いてみます。問題を客観的に把握し、改善に努めるように心を仕向けます。


◎気持ちを切り替えるための3つの方策

1、どうして気持ちが切れたのか紙に書き出して客観的に読む

 そもそもどうして自分は今、気分が乗らないのかということを、客観的に知るには、やはり自分の手でノートなどに書き出してみて、俯瞰して眺めることが肝要です。モチベーションを下げた原因は何なのか、それまでどんな経緯があったのか、どういう対応をしてきたのか等々、箇条書きで書いてみます。案外根本的な問題が見えなくなっているということが多いものです。問題を計測して把握すれば、対処法もそれなりに思いつくものです。また、書いた日付けをきちんと記載しておきます(後で振り返る時に参考になる)。

2、自分の気持ち次第だということを少しずつ心に認識させる

 うまくいかない時って、ついつい自分以外のせいにしてしまうような「他責」の感情が湧きおこりがちですが、所詮、自分の心の中でどう思っているかだけです。いきなり気持ちを切り替えるのは難しいですが、「しょせんは自分の心の持ちようだ」ということを少しずつ自分に言い聞かせていくと、前向きな感情が起こりやすくなります。

3、少しずつでいいので悪い感情を良い言葉に言い換えていく

 例えば「自分ばかりが尻拭いしている」というケースがあったとして、他人にイライラしている状況だとすると、「俺がやらないで誰がやるんだ?ん?」とか「俺しかできないでしょ!マジで!」と、まとめて面倒みてやんよ!的な言葉を自分に投げかけると、不思議とイライラする感情が消えたりします。もちろんこの例は私の性格によるものもありますので、全ての人にあてはまるわけではないのですが、少しずつで構わないので、悪しき感情を打ち消すような、前向きの言葉に言い直していけば、負の感情も取り除かれていくと思います。

 ただ、これらの事を続けていても、やる気が出ない時はまったく出ないものです。それならば、あえて気持ちの「変化」を促すのではなく、「意識をずらす」「嫌なことを忘れる」ことに注力した方がいいのかもしれません。そこで、私が実行してみて効果があるなと感じたものをいくつかリスト化しましたので、挙げてみます。


◎9つの気分転換策

1、軽い運動をする

 運動と言っても、ちょっとした筋トレ程度ですが、腕立てや腹筋、スクワットなど、体が重く感じるくらいすると、不思議と雑念が晴れて、「よし、もうちょっと頑張ろう。」という気になりました。単に運動不足だったのかもしれませんけど…。

2、大好きな音楽を聞く

 私はPCにもiPhoneにもiPadにも、自分の好きな音楽を大量に入れているのですが、iTunes上で、元気が出るようなアップテンポの曲をリストアップし、新しいプレイリストを作成して聞くようにしていると、だんだんリズムにノッて、気分転換がはかれました。やはり音楽の力は偉大なり。

3、お笑いのDVDを見る

 チョイスしたのは、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけないスパイ24時」と、「内村プロデュース~熟成紀」のDVDでした。もう、ただただ笑いこけてると、不思議なもので、暗い気持ちなんて晴れてしまいます。笑いは百薬の長なのかもしれませんね。

4、没入感がある映画を見る

 今回チョイスしたのは、感情移入しやすく且つ、感動する映画である「ライフ・イズ・ビューティフル」と「フォレスト・ガンプ 一期一会」という、私の中で鉄板の作品でした。いみじくもソーシャルランキング「ランクス」というサイトで私が推奨する映画の1位・2位の作品です…。心が震えるような話を見ると、嫌なことなんて吹き飛びます。

5、好きな本をよみふける

 普段から本を読む人ならば、「もう一度この本を読みたい!」という本が最低1冊はあるはず。普段まったく本を読まない人だと、まずは面白そうな本を自分の目で探してみるというのも、気分転換になるのではないでしょうか?本好きな人向け。

6、好きなマンガを全巻読破する

 私はマンガが大好きなので、結構な冊数を持っていますが、今回私がチョイスしたのは最近話題の「宇宙兄弟」でした。宇宙飛行士を目指す兄弟の物語ですが、我が家の二人の息子達が重なってしまい、将来の姿を描きつつ、ついつい感情移入していっきに読んでしまう作品です。まだ連載中なので途中まで(16巻)でしたが、素晴らしい気分転換になりました。

7、奮い立たせるような言葉をながめる

 私は普段から、名言や至言なる言葉を、本や雑誌やWeb上から仕入れては、PCやiPhoneなどのメモ帳に書き写していますが、そういった言葉のシャワーを浴び続けていると、だんだん自分が悩んでいたり、落ち込んでいたりすることがバカバカしく思えてきます。言葉は偉大なり。

8、MOAの呪文を唱え続ける

 MOA=めげない(M)・落ち込まない(O)・あきらめない(A)という、私が作った造語でして、以前このブログで「MOAで過ごしてます」というエントリーで紹介しました。もうひたすら、「MOAだ、MOAだよ、MOAなんだ!」と、自分を鼓舞するように無理矢理テンションを上げるような使い方をして、勢いでモチベーションを回復させていました。

9、とにかく寝る。たくさん寝る

 「フテ寝」とも言いますが、辛い時は何をしても辛く感じるものなので、とにかく布団に入ってうずくまり、ひたすら寝るようにすると、翌日は眠気が取れることもあり、頭の中が幾分クリアになります。ただ寝過ぎると逆に気だるくなるので注意です。

 とまあ、策と言うほどの高尚なものではまったくありませんが、今回きちんとリスト化したので、今後の参考にはなりそうです。気持ちが乗らない時の対処リストを多く持っているのと持っていないのでは、モチベーション回復時間に、雲泥の差があると考えています。

 何をしてもモチベーションが上がらないような、憂鬱な気分の時には「コレコレこういうことをすれば良い」という方策がきちんと言語化されていれば、すぐに実行に移すことも可能ですし、「この方策があるから大丈夫」という、楽観的な気持ちもわきやすいとも思います。大事なことは「陰」に向かわないこと、すなわち、マイナス思考にとらわれ過ぎないことなのでしょうね。

 皆さんも「自分なり」の気分転換策ありますか?一度それらをリスト化して、メモ帳なり、ノートなりにまとめておき、効果があった・無かったということをチェックしておけば、次回落ち込んだ時の有効な処方箋となるかもしれません。

 紙に書くという行為は本当に大事だと、つくづく思います。後で冷静に振り返られますし、過去の自分と対話することだって可能です。
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| 自己啓発 | 21:03 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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「3力(≒魅力)」を高めたい

 久しぶりのエントリーで恐縮ですが、今日は、ふと頭に浮かんだ概念を、うまい具合に言葉に落とし込むことができたので、ついでにブログでも紹介してしまおうという、思いつきレベルなものですが、よろしければお付き合いください。

 今回のタイトルにもありますように、「3つの力=3力(みりょく)」と「魅力」をかけて、一人でほくそえんでいるチンケな私ですが、この3つの力というのが、私的に肝となります。それは…

・人間力
・創造力
・実行力


 今私が欲している3つの能力を羅列しただけですけど、これからの不確定な社会を生きていくのに、重要だと考えている能力です。もう少し具体的に説明すると下記のようになります。

→1人の個人(人間)としての素養や知的度、コミュニケーション能力などを高めたい
→創造することでオリジナリティやオンリーワンにこだわりたい
→頭の中の空想や妄想だけにとどまらず、実行・実践することを目指したい


 これらの事柄は、私が明確に自分に足りないと認識していることでもあり、3つ選ぶとすれば、人間力・創造力・実行力だと考えています(本当はもっとたくさん欲しい「力」があるのですけど・・・)。とりあえずは、この3つを合わせると、私の「魅力」も総体的に上がるのではないかということで、「3力(みりょく)」として定義してみましたが・・・お恥ずかしいかぎりです。

こういった思いついた概念は、これまでの自分を振り返ると、頭の中にあるだけですぐ忘れてしまったり、単純に紙などに書きだし、ただ貼り出しただけで終わることが多かったです。それならばもう1段階抽象化させて、「3力」と定義し、「魅力」と語呂合わせすることにより、より頭にすっと入っていくことを目指しています。また、あえてブログで書くことにより、より脳内に残りやすくなるとも考えています。

 ちなみに、先日書いた「MOA」のエントリーにしても、自分だけの概念を創造?した結果となります。

MOAで過ごしてます
by 気になるけど

 世の中の「知恵者」や、歴史上の人物が放った言葉は、書籍やネットなどで簡単に手に入れることができますが、なかなかスッと腹に落ちてこないことが多いです。それならば、あえて自分だけの概念として提唱しなおすことにより、腑に落ちやすくなるのではないかと考え、実践しているところであります・・・。

3力が高まり魅力が増す


 これを今後10年の柱というか,スローガンというか、私独自の座右の銘的なものとして、大切に扱ってまいります!

 問題は、どうやって「3力」を高めていくか・・・という部分に突き当たりますが、一筋縄ではいきそうもないので、日々試行錯誤しながら、毎日コツコツと、己の命が尽きるまで、「力」を高めることに情熱を傾けていけたらいいですね。
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| 自己啓発 | 19:33 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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プライベートで使う言葉を変えていく

 今回は「アイデアを殺す言葉」と「子供にかける言葉」というテーマで、サラッと書いていきたいと思いますので、よろしければお付き合いください。

 先日Dropbox上に保存してある、本を読んだときの感想や、抜粋したものを記載したテキストファイルを眺めていたところ、2009年くらいに、図書館で借りたはいいけど読みきる時間がなく、すぐに返してしまった本「イノベーションの神話」から少しだけ抜書きした言葉を見つけ、改めて感銘を受けました。以下に記載します。

アイデアを殺すセリフ

そんなことはもうすでに試してみた
そんなことはやったことがない
ここではそんな風にしない
そんなことはうまくいくはずがない
そんな予算はない
それは興味深い問題ではない
そんな時間はない
そんなことは上役が承認しない
それは関係のない話だ
誰もそんなことを喜ばない
そんなものは採算がとれない
お前はなんて馬鹿なんだ
お前は口ばっかりだから黙ってろ



◎イノベーションの神話


 私は「アイデア」というものがどうやって生まれ、どのように発展していくのか、ということに興味がありまして、これまでにもこのブログで、何度か書いてきた経緯があります。

エンピツ転がしでアイデアを生みだす
三上・三中でアイデアを得る
自分ルールでアイデアをひねり出す
by 気になるけど

 しかし、どうすれば「アイデア」が消えてしまうのか、という部分には思い至ることはなく、「アイデアを殺すセリフ」を読み、結局は「完全否定」された時や「気分が悪くなるような言葉」をかけられた時に、アイデアが消え去っていくのだなと、腑に落ちてしまいました。

 私もこれまでの人生の中で、アイデアを殺すセリフをたくさん聞いてきたし、直接言われたことも多々ありますので、どちらかというと、アイデアが消えるというよりも、やる気を削がれ、それ以上そのアイデアを推し進める気がおきない、というのが正解に思えます。さらには恥ずかしながら、自分も他人に対して、アイデアを殺してしまうような、汚い言葉を発したこともあります・・・。今考えると申し訳ないのと同時に、自分が情けなくなります。

 今後、他人にこのような言葉を投げかけるのはよそう!と思い直したところで、また別のことに意識がとらわれたのですが、何か引っかかるものがありまして、しばし黙考していたところ、「ハッ!」と閃いてしまいました。

 それは・・・、自分の子供達に対して、このアイデアを殺すような言葉を投げかけているのではないか?ということです。

そんなことはもうすでに試してみた → とっくにやってんだっての
そんなことはやったことがない → そんなの知らねえよ
ここではそんな風にしない → 家ではそれはダメだ
そんなことはうまくいくはずがない → どうせうまくいかないんだから
そんな予算はない → 金無いから無理
それは興味深い問題ではない → そんなの興味ないしダメ
そんな時間はない → 早くしろ。時間ないんだから
そんなことは上役が承認しない → そんなのオレが認めねえ
それは関係のない話だ → お前には関係ねぇから
誰もそんなことを喜ばない → それで誰が喜ぶのよ
そんなものは採算がとれない → それやって儲かるのかよ
お前はなんて馬鹿なんだ  → アホこの
お前は口ばっかりだから黙ってろ → うるせえ。黙ってろ


 ちょっとばかし、こじつけている部分はありますが、なにせ我が家の子供達は、男の2人兄弟なものでして、どうしても言葉遣いが荒くなる傾向にあります・・・。さらに私自身も、普段の言葉遣いが荒いことを自認していますので、ただでさえやんちゃな子供達に対し、強い言葉で威嚇することはしょっちゅうあります・・・。

 当然、子供に対し、きちんと怒ることが大切なことは理解していますが、もう少し言い方があるよな~とも自覚しています。けれども、これまで生きてきた中で、限りなくプライベートに近い時間において、己の発する言葉を変えるということが、いかに大変な事か・・・というのも分かっています。素の自分を矯正することは、なかなか至難の業なのですよね・・・。

 でも、自分の言葉が原因で、子供達のアイデアや、彼らなりのイノベーションを殺すことにもつながっているかもしれないと思うと、途端に心の中がザワザワしてきて、もう少し言葉遣いを考え直した方がいいと思うに至りました。どうせならば、自分の息子たちにはアイデアを殺すような人間よりも、アイデアを生み出すようになって欲しいものです。千里の道も一歩からなので、自宅においてもできるだけポジティブな言い回しをしていこうと、ずいぶんと言葉に気をつけているところです…。

言葉や言い回しについては、以前にも気にしていることを書いているので、よろしければ下記もご笑覧ください。 

「時期尚早」と「前例がない」は使わない
弱気な口癖を矯正する
by 気になるけど

 たかが言葉、されど言葉ではありますが、私は「言霊」という概念を認めていることもあり、出来れば常に、馬鹿ポジティブなくらい前向きな言葉を発していきたいものです。

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| 自己啓発 | 19:00 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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MOAで過ごしてます

 今回は、MOA(モア)という造語を意識して過ごしています!という話しをサラっとしたいと思いますので、よろしければお付き合いください。

 昨年末(2011年末)に、1年間の自分の行動などを振り返っていた時に、今年(2011年)は本当にすぐ「あきらめる」とか「めげる」とか、ちょっとしたことにすぐ「落ち込む」ことが多かったなと、なんであんなに簡単に行動を止めてしまったのだろうと、不思議に思うのと同時に、反省が必要だということに気付きました。

 理由は色々とあるのですが、それにしても一つの行動が続かないというか、別の事が気になりだして、そちらに意識が集中してしまうような、そんなシーンが多かったように思います。

 その時の自分の心情を推測すると、きっと「あきらめない」とか「めげない」とか「落ち込まない」などの強い意識が腑に落ちていないというか、欠けていたのだろうと考え、どうすればそういった言葉を潜在意識レベルまでに落としこめるかと、頭を絞っていたところ、ふと「MOA」という言葉を思いつきました。

M=めげない
O=おちこまない
A=あきらめない



 ・・・安っぽい広告とか標語みたいで恐縮ですが、MOAという造語を唱えながら、意識して毎日を過ごしていこうと決めてから、日々「モア、モア、モア」と念仏のように唱えている私でして、ひょっとしたら家族とかにも薄気味悪がられているやもしれません(笑)

 ちなみにこの「モア」という言葉には「more」の意味もかかっていまして、「もっとたくさん行動をしよう」という、重い腰を上げて動き出そうという、そんな意味合いも込めて使っています。

 言霊じゃないですが、唱える言葉により、己の行動が前向きになるのであれば、使うに越したことはないです。このMOAという言葉を、自分に大量に投げかけ続ける事により、簡単に折れない心が造成されていけば、しめたものなので、1月頭からブツブツつぶやいている最中です。

 今のところ、昨年(2011年)より遥かにいいペースで、毎日コツコツ予定通りに行動できていますので、このペースであと330日くらい進んでいきたいものです。

 このブログを読む方の中で、もし私と同じように、すぐにあきらめたり、めげたり、落ち込んだりする人がいらっしゃれば、一緒に「モアだ!モアだよ!モアなんだ!」と、つぶやき続けましょうw

 結局は「やる」「やらない」という選択をするのは、弱い自分の心なのですから、今年はMOAの精神で、前向きに生きていくということを続けていきたいと思います。

 いつまで続くのかわかりませんけど、頑張ってみます!
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| 自己啓発 | 13:48 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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エンピツ転がしでアイデアを生みだす

 今回は誰もが悩む、アイデアの出し方について「きっかけ」になりそうな書籍と、iPhoneアプリを紹介しつつ、私なりの方法も記載していきますので、よろしければお付き合いください。

 以前から「どうやってアイデアが生まれるのか」に、興味があると同時に、アイデア自体の生成法に悩んでいた私。その解決の糸口をつかむべく、アイデア本を多読していたのが昨年(2011年)でした。年末にこのブログで紹介した、既読本のランキング記事の中でも、「アイデアのヒント」という名著を紹介しています。そもそもアイデアとは何か?という問いかけに対する答えとしては以下の言葉が有名すぎでしょうか。

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」


名著「アイデアのつくり方」の中でジェームス・W・ヤングが発した、歴史的な至言です。この定義にどれだけのマーケターやクリエイター達が勇気付けられたかわかりませんが、残念ながらアイデアの組み合わせ方は、どうすればいいのか?という問いかけには答えていませんし、明確に解説している書籍には、未だ私は出会っておりません。上記でも紹介した「アイデアのヒント」などにも、それなりの概念は書いてありますが、具体的なHowtoを記した本は、ほぼ見かけないように思えます。私の知らない書籍や、雑誌、Webの中にはその方法が書かれているのかもしれませんが、悲しいかな、これといった手法には巡りあえておりません。それは、アイデアを出すことが難しいからというよりも、個人個人が生み出すアイデアを、どういう経緯をたどり、どういう風に手に入れたか、ということが言語化されていないだけなのだと思っています。

 そもそもアイデアの生み出し方なんて、千差万別、人によって方法は様々。たまたま思いついたという偶然性を強調するものや、ブレインストーミングなどの手法・ツールを用いて戦略的に導き出す場合などもあるでしょう。私もこれまでに色々と試してきましたが、明確にこの方法が良い!というものに、めぐり合うことができていません。ロジカルシンキングのフレームワークなどは使用しますが、最終的には、でたとこ勝負です(笑)

そんなモヤモヤした気持ちを抱えた中、たまたまネットで見かけ、その内容に興奮したのが以下の記事です。

鉛筆ころがしで月商1億のビジネスアイデア出し!?「アイデア鉛筆」読了。
by 成功への試行錯誤な日々。。

 ITコンサルタントであるkouさんのブログですが、アイデア鉛筆なる書籍と、エンピツ君なるiPhoneアプリを使い、ビジネスのアイデア出しをしているという、何とも興味をそそる内容に心を鷲掴みにされました。エンピツを転がしてアイデアを構築するという、遊び心で楽しみながらできちゃいそう、というのが1番そそられたところですので、速攻で「アイデア鉛筆」をAmazonからポチッとしちゃいました。簡単に紹介してみます。

◎アイデア鉛筆 たった一振りでチャンスをつかむ面白発想法
--------------------------------- 目次 ---------------------------------
第1章 究極の「運まかせ」!鉛筆一振りの力を知ろう!(自分の判断で「正解」を逃しているかも!?―アイデア鉛筆が生まれた理由
アイデアは「知識量」よりも「組み合わせ力」―記憶力の時代は終わった ほか)
第2章 アイデア鉛筆・インプット編―「アイデアの種」のかんたん製造法(アイデアが生まれるしくみ―「情報」をいかに貯めるか
インプット鉛筆の作り方―「6つの記号」を書き込もう ほか)
第3章 アイデア鉛筆・アウトプット編―お金になるようにブラッシュアップするには?(なぜアイデアは「実現」できないのか?―アイデアの種をを芽に変える
アイデアの種をビジネスにする3ステップ1―ビジネスとして形にする前の段階 ほか)
第4章 アイデア鉛筆をチームで転がす(アイデア会議の方法―人生最高のアイデア会議
みんなでできるアイデア会議―数人で行う鉛筆発創法 ほか)
第5章 「運」と「脳力」を同時に上げるアイデア・トレーニング(アイデア脳1カ月のトレーニング―「イエスマン」になれ
実験1 「イエスマン生活」を作るトレーニング―まずは3時間やってみる ほか)
------------------------------------------------------------------------

 著者の渡邊 健太郎さんは、複数企業の経営者であり、Webメディアプロデューサーでもある、マルチな才能をお持ちのようでして、元ライブドア社長室で辣腕をふるい、ホリエモンの右腕と称された方とのことです。そんな渡邊さんが、アイデアを生み出す際に使用しているのが「エンピツ」。具体的な方法については省きますが(ぜひ一読を!)、基本的な概念は、エンピツの六面体を利用し、アイデアを生み出しそうな言葉を書いておき、ただ机の上で転がすだけ。それを複数の鉛筆で行い、出た言葉から連想していくという、単純明快な手法です。

そんな簡単なことでアイデアが生み出されるならば苦労しないよ、と考える方も多いと思います。実際に私もそう思いました(笑)。しかしですね、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という定義が本物だとすれば、組み合わせの仕方さえ変えていけば、アイデアは無限にあるということになります。

 その辺の解説を渡邊さんは見事な公式で表現してくれています。

◎アイデアの公式
アイデア=インプット(問題意識 + 情報) + シャッフルテクニック

※シャッフルテクニックは、インプットした問題意識や情報を混ぜたり、伸ばしたり、縮めたりすることです。


 つまり、問題があって、情報があって、それらをシャッフルするテクニックさえ持っていれば、アイデアなんていくらでも生み出せることになります。もちろん玉石混交、素晴らしい「コア」となるアイデアもあれば、誰でも思いつくような「プア」なアイデアもあるでしょう。

 大事なことは、そのシャッフルテクニック=エンピツ転がしを知らなければ、「コア」なアイデアも「プア」なアイデアも生まれにくい!というところです。どんなアイデアマンでも、どんな凄腕コンサルタントでも、必ずアイデア出しのところでは何度もつまづくはずです。さらに、私のような貧弱な脳みその持ち主だと、雑多な思いつきはあっても、それらを組み合わせようとか、そこから取り除こうとか、そんなことは到底思いつくわけありません。

しかし、それもこれも、やり方を知ってるかどうかで、アイデアと呼べるものを導き出せるかどうかが決まるといっても過言ではありません。この世の全ての人に当てはまる「公式」ではありませんが、少なくともコンサルタントや、クリエイティブな仕事・作業を行う方にとっては、参考になる部分が多いはずです。

 エンピツを転がし、出た目の偶然性から連想するという、単純な仕組みですけども、私の感覚では、この方法を知っているのと知らないのとでは、成果物に相当な差が出るのではないだろうか、と考えています。「こんなのこれまでの自分では思いつかなかったな~」とか、「そうか!こういう見方もあったな」などと、結構な数の「発想」と「気付き」を得ていますので、すでに私の重要ツールへと昇格しております!

 本当はエンピツを買って、自分で面に記載して、コロコロ転がすのがいいのでしょうが、それなりの音が鳴り、何をやっているのか訝られることもあるでしょう(苦笑)。それならば、外出先でもできる、iPhoneアプリの「エンピツ君に聞け!」を使用した方法を、実際の使い方なども含めて記載してみたいと思います。

 あまり肩の凝った例題内容だとアレなので、ここでは「週末に知人を自宅へ招き、振る舞う料理のアイデア」という架空のテーマで考えていきます。

エンピツ君に聞け! (無償)
by iTunes

まず、「エンピツ君に聞け!」を起動し、「自分で作る」をタップします。
エンピツ01

次に、アイデアを生み出しそうな言葉を集め、エンピツ君に登録します。
※【注意】ひらがなとカタカナと数字しか書けません・・・

「アイデア鉛筆」の本の中にも書いてある、「6W → WHO,WHOM,WHEN,WHERE,WHAT,WHY」とか、「6H → How,Howmany,Howmuch,Howlong,Howto,How near future」などを作成します。私は自分で「水平思考の6つの帽子」とか、「オズボーンのチェックリスト」を参考にしたものなども作成しています。
エンピツ02


いくつかの項目でエンピツを転がし、出た目をメモります。

・ひく とりのぞく
・れんそう しりとり つないでいく
・HOW
・ひはん リスクしこう
・かじょうがきすると
・へんこう


エンピツ03エンピツ04
エンピツ05エンピツ06
エンピツ08エンピツ07


 ここから、お題である「週末に知人を自宅へ招き、振る舞う料理のアイデア」というものに照らし合わせて、色々探っていきます。今回は分かりやすく、出た目の内容を考慮し、ストーリーがつながるように考えていきます。また、なるべく大きな概念から順番に考えていくようにします。

・れんそう しりとり つないでいく
→知人を招くのだから明るい雰囲気で
→明るいといえば太陽
→太陽といえば夏のイメージで地中海を思いついた
→地中海コンセプトで考えよう。具体的にはイタリア、フランス、スペイン、ポルトガルなどの国々

・かじょうがきすると(地中海のイメージで作りたい料理の箇条書き)
→スペイン料理のパエリア
→イタリア料理でペンネを使ったアラビアータ
→イタリア料理でタリアテッレ(太麺)を使ったカルボナーラ
→フランス料理でプロヴァンス料理的なもの(レパートリー思いつかず・・・)
→魚貝を使った地中海料理
etc

・HOW
→作ったことがない料理は、レシピサイトなどを参考に研究する。
→作ったことがある料理は、レシピに改善の余地がないか探る
→事前に下ごしらえしておき、あまり時間を置かないで提供する

・ひく とりのぞく
→普段イタリア料理に親しんでいるので、今回はパスしよう
→フランス料理もよくわからないのでパス
→ポルトガル料理はそもそも分からないのでパスw
→最近お腹の出具合が気になるので、カロリー控えめにしよう
→塩分や糖分もできるだけ減らす方向で
→多くの品を作ると時間と手間がかかるので、提供するのは2品以内にしよう

 ・・・とここまでで、スペイン料理のパエリア魚介風をメインにし、濃い味付けを控えようということは決まりました。ではここからもう少し、エンピツ君で出た目の内容に照らし合わせていきます。

・ひはん リスクしこう
→これまで一度も作ったことがないが問題ないか?レシピはあるのか?
→そもそも招く知人がパエリア嫌いでないか?
→知人や家族の中で、苦手な魚介はないか?
→失敗したらどうする?代替え料理は?

 そもそもパエリアでいいのか?という根本的な疑問や、もてなす相手の好みの確認、当日失敗した時の対応など、問題点を洗いだしました。

 ここで、実際にその知人へ連絡をし、パエリアでOKということと、貝は苦手ということが確認出来たとします。あとは事前に、レシピサイトで候補を探し、何度か調理してみて検討しようということにしました。あとは一手間をかけるつもりで、残りのお題を検討してみます。

・へんこう
→貝が苦手とのことだから、エビとイカをメインに
→具材を魚介以外でも使用してみよう
→コンソメを使うレシピが多いようだが、ブイヨンではダメか?
→普段食べている米よりも、高級な米だとどうか?
→パプリカを使うことが多いようだが、代わりにブロッコリとかだとどうか?

 などなど、オリジナルの要素を含んだ、もてなし料理のアイデアが固まってきました!この辺まで出ればだいたいOKではないでしょうか。

 さて、ここで思い出して欲しいのは、このエンピツ君アプリを使わなければ、果たして上記のアイデア群を思いつけたかどうか、疑わしいということ。ただ漠然と考えて、これだけ短時間で、ここまでの思考が出来るでしょうか?私は無理だと思います。

 そもそもアイデアとは、ある程度の制約があった方が、顔をのぞかせやすいと思います。あくまでも私の感覚ですが、間違ってはいないはず。9マスの四角形の中心にお題を添えて、強制的に8種類の関連する事柄を搾り出す「マンダラート」なども、制約のアイデアツールの代表ですよね。

 「できるだけ多くアイデアを出してくれ」と言われるのと、「10個のアイデアを出してくれ」と言われるのでは、「10個」と限定された方が、アイデアは出やすくないでしょうか。10個は多すぎだとしても、「あと残り○個…」と、切迫した状況を作りやすく、脳みそを回転しやすいはずです。

 エンピツを転がすのも、ある種の「制約」を設け、思考のフォーカスを定めながら、アイデアを練りあげていくようなものです。フリスクのCMみたいに、ちょっとしたきっかけでアイデアを思いつくようなパターンとは違い、その場その場の偶然に頼らない、仕組みを伴った方法でしょう。

 まあ人によっては、そんなの全然ダメだ、と思われる方もいるでしょうから、あくまでもアイデアを出す・固めるための一つの手段として、覚えておいて損はないと思います。

 私はすっかり気に入ってしまったので、エンピツ君のアプリとは長い付き合いになりそうです!皆さんもエンピツ君に聞いてみませんか?ひょっとしたら、もの凄いアイデアのタネが、自分の頭の中から生み出されるかもしれませんよ~。
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| 自己啓発 | 19:40 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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「否」と叫ぶことの難しさ

■「断る力」

 先日、書棚に眠っていた勝間和代さんの本「断る力」を、今さらながら読みました。2009年に初版を購入していたので、もう2年以上経過してからの読破です。積ん読にもほどがありますね…。書いてあることについては、なるほどな~と思わせてはくれましたけれど、書評を書く気がおきない、ということで私の気持ちを察していただければと思います(苦笑)

 書評を書く気もないのに、どうしてわざわざ勝間さんの「断る力」をここで挙げたかというと、実はこの本を読んでいた時にたまたま、故スティーブ・ジョブズの言葉「(イノベーションは)1000ものことにノーと言う必要があります」というのを思い出したからです。そうだよな~、まずは「Say No」を突きつけることから始まるんだよな・・・と、勝間さんも結局はそういうことが言いたいのかな~、などとブツブツつぶやきながらあれこれ考えていました。

 そうして「断る力」を読み進めていると、ふと頭の中に安岡正篤氏の「果断、果決」という言葉が浮かんできました。この言葉はメルマガ「致知」を読んでいて見つけた言葉でして、私の手元の資料では、雑誌『致知』1999年8月号でウシオ電機会長の牛尾治朗氏の話しの中で出てきたようです。

「果断」とは、物事を思いきって行うこと。決断力のあること(by デジタル大辞泉)
「果決」とは、一般的な意味合いは「果断」と同じのようですが、安岡氏の説明によれば、果実がまだ実らない小さいときに間引く決断とのことです。


 将来の最高の果実を得るために間引く決断をするということは、「断る」ということと、「ノー」を突きつけることと、抽象化していけば同じことを意味するよな~、なんてことをまたダラダラ考えていて、これはもう、このテーマでブログを書けという神の思し召しなのかと考え、ネタにしてみました。長い前フリで恐縮ですが、よろしければお付き合いください。

■断ることの実体験

 私の実体験なのですが「Say No」を突きつけてしまい、少しだけ自己嫌悪に陥った話を書きます。

 取引先の方で、仕事が出来て、将来有望で、とてもきさくなS氏がいらっしゃるのですが、たいへん野球好きというか、日本ハムファイターズ好きな方でして、よく「今度一緒に応援行きましょうよ!」と言われていました。私は野球をそんなに嫌いではないのですが、サッカー好きということもあり、野球もサッカーも見てたらいくら時間があっても足りないという、タイムマネジメントの観点から、野球に時間をあてがうことを止めています(他の理由もありますけど…)。そんな中、そのS氏から「今度の週末、いい席のチケットがあるので一緒に日ハム応援に行きましょう!」と直接お誘いが来ました。

 正直言って、相当逡巡しました…。仲良くさせていただいてますし、仕事上のお付き合いもありますから、「一回くらいなら…」と前向きな返事をしようとも考えましたが、結局丁重にお断りをしました。しかも、自分はサッカーバカだということを正直に伝え、野球には興味がないことをも伝えました。おそらく今後、S氏からは二度と誘われることはないと思います。それを重々承知していながら「断り」をいれました。ひょっとしたら仕事上の影響もあるのかもしれません…。その分フォローはしていますけども…。

 「なんだお前、そのくらい行けよ、バカだな」と思われる方のほうが多いと思いますし、自分でも「1回くらい行ってもよかったよな」と、気にやむところもあります。コミュニケーション能力が無く、取っつきにくい人間だなと、思われているかもしれませんね。

■私が断った本当の理由

 じゃあ気まずくなることを分かっていながら、なぜ断ったのか?

 それは、金がなかったからとか、たまたまその時予定が入っていたからとか、週末の時間を興味がないことに費やしたくないからとか、どんどん浅ましい部分が出てきますけど(苦笑)、一番の理由としては、

一度行ってしまうと、当然次もあるだろうことを危惧した

ということです。

 貴重な週末の時間を、今後も継続的に、野球観戦及びそれに付随する酒宴に取られたくなかったのです。もちろん、次に誘われたかどうかはわかりませんし、考えすぎなのかもしれません。ですが、昔似たようなことで、なかなか抜けられなくなった事例がありまして、そういったことに懲りている、というのも影響しているのでしょう。

 また、S氏達と一緒に応援して、楽しく盛り上がり、自分自身がハマってしまうかもしれない…、というありがちな影響も考慮しました(笑)私は周りに影響されやすいことを自覚しているので、周囲に流されてしまい、いつの間にか自分から積極的に野球観戦に気持ちが向いてしまうのだけは、避けたほうがいいと考えています。

■将来の時間を軽んじない

 多くの方々は、今週末の1日と、その1年後の1日を比べた時、1年後の1日の方を軽く考えるというか、そこまで意識を持てないはずです。そんな先の話しなんて知らんわいと、怒られてしまいそうですけど、私はその1年後の1日の時間を、今興味がわかないことに費やしてしまうことを恐れています。もっと言いますと、1年後の1日を自分でコントロールできないようでは、自分の夢とか目標なんて、持たない方がいいとさえ思っています。

 偉そうに語っていますけど、1年後の自分がどうなっているかなんて、私にはわかりませんし、誰にもわかるわけありません。でも、今思い描いている1年後の自分の姿からは、懸け離れているのは確かです。そんなことしているヒマがあるなら、やるべきことをやれよと。週末に継続的に野球観戦することが、お前の望みだったのかと。違うだろと。そこまで考えているのなら、今の時点でリスクコントロールしておくにこしたことはありませんよね。

 この「将来の時間」の考え方については、以前勝間和代手帳2009を購入した時、手帳内の一節に以下の文言があったものに感銘を受け、強く意識しているのだと思います。

多くの人は将来の1時間の価値を
現在の1時間の価値より
軽くみています。

「10年後の1時間を
同じ1時間の重みで考えられる人」と、
「10年後の1時間がものすごく小さく
なってしまう人」がいるのです。

将来を見据えて、あらかじめ
「時間の投資」をしておくことで、
成果を出しやすくすることができます。


 それまで「将来の時間の重み」なんて考えがなかった私には、よき戒めの言葉になったと思います。

来年使う手帳に「勝間和代手帳2009」を選定
by 気になるけど

■サンクコスト化を避ける

 時間は有限ですし、将来の1日を軽んじてしまうことは、これまで自分に投資してきたものがサンクコスト化してしまう(埋没してしまう)ことにつながりかねません。それが1日だけならばいいですけど、継続的に時間を費やしてしまうことになると、これまで自分が投資してきたものを捨てることにもなりかねないし、今の自分への冒涜にもなります。

 少なくともある程度の将来的なビジョンを想い描いている私には、もし日ハムの熱狂的なファンになってしまったとして、大きくそのビジョンから外れてしまうことに結びつきかねません。たかだか野球観戦だろう…と訝る方もいるかもしれませんが、日本ハムファイターズが東京から札幌に本拠地を移転した2004年以前には、北海道にはほとんど日ハムファンはいなかったと記憶しています。あれから8年経過していますが、私の周囲だけでも相当数の熱狂的ファンが存在しています。

 野球に興味のなかったお年寄りや主婦の方々までも巻き込み、相当数のファンを獲得したということは、それだけの吸引力を伴う魅力があるのは間違いありません。流されやすい私などは、その魅力の虜になるのは論をまたないでしょう(笑)冬の宮崎キャンプまでにも押しかけてしまいかねません…。

 もちろん日本ハムには、ペナントレースを制覇して欲しいと思っていますし、北海道のプロ野球チームなんだから応援したい、という気持ちもあります。でも、今後の人生の多くの時間を、日本ハムの応援時間に費やしたいかというと、そんな気はまったくありません。適度のファンレベルで済めばいいですけど、あまりにも熱狂的になると、人生が狂ってしまうこともありえます。どうせ狂うならば、自分が大好きなサッカー日本代表で狂いたいですし(笑)

■自己投資の確認にも「Say No」が必要

 ここで書いたこと(日ハムの例)は、極端な解釈であるのは自分でもわかっています。でもあながちあり得ない話でもないとも思っています。なにがきっかけで、自分の心が奪われ、そこに多くの時間と情熱(パッション)をつぎ込んでしまうか、誰にもわからないのですから。

 私には色々と今後やりたい事がありまして、そのためにタイムマネジメントを学び、時間管理ということを研究してきた経緯がありますので、自分の投資してきた事に「Say No」を突きつけるのは、是が非でも避けて通りたいです。

 当然投資に見合ったものが手に入りそうであれば、存分に時間とパッションをつぎ込めばいいですし、実際思い描いているもの以上の成果を手にしたら最高だなと思います。そのために頑張ってきたと言っても過言ではないのですから。

 しかし、今自己投資していることが、将来的に正しくない道を選択している可能性も否定できません。自己投資ならぬ事故投資に向かっているかもしれませんよね。

 そのためにも、今自分のしている事や、今後の夢とか目標とか、果たして本当に己の望んでいる道なのか、修正した方がよいのか、自分なりの評価基準を持つために、ブレのない決断と注力システムを運用する必要があります。

 その考え方の基礎になるのは、「断る」とか「ノーと言う」とか「果断・果決」の考え方なのではないかと思うわけです。つい欲張って余計なことをしがちな私には、故スティーブ・ジョブズのように、「ノーと言う」ことにより、照準が定まり、集中すべき事柄に注力できるのではないでしょうか。

集中するとかピントを合わせるとかいうのは、集中すべき案件にイエスと言う
ことだと思われるのが普通です。それは大きなまちがいです。集中すべき案件
ではない、100種類もの優れたアイデアにノーと言うことなのです。

by 『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則』


 「Say No」をやり過ぎると嫌われてしまい、天涯孤独になってしまいそうなので、ほどほどにしたいところですけども、これからの時代に、とても必要な概念だと考えています。

■おまけ

 最後にちょっと脱線しますが、とある温泉地にある豆腐屋さんの話しをして終わりたいと思います。。

 大規模な温泉地にある小さな豆腐屋さんがありまして、大小さまざまなホテル・旅館などから、数百・数千単位での、大口注文を受けており、特化型のビジネスモデルを展開しています。

 ある時、その豆腐屋と取引していない大きな規模の旅館から、「宿泊しているお客様が冷ややっこを食べたいと言っている。お前のところで注文してやるから豆腐一丁だけ今すぐ持ってこい。」と言われ、「うちはそういう商売をしていないので結構です。」ときっぱり断ったそうです。その話を私が聞いた時は「お客様は神様なんだし、そういうのに細かく対応することがサービスなのではないか?」と内心思いました。

 でも「断る」「Say No」「果断・果決」ということの重要性がわかってきた今ならば、なんとなくその意図や職人のプライドを感じ取り、認めることができそうです。全ての人が大切なお客様というわけにはいかないですし、今後苦労するかもしれない相手との取引はしないに越したことはありません。

 でも、でもですよ、もしそのことがきっかけで、あらゆる嫌がらせをされたり、評判を落とされたりしたら敵いませんよね…。ひょっとしたら、そのことがもとになり、大口の注文をしてくれるようになるかもしれません。そう考えると、機会損失とも捉えられます。

 どうするのが正しい選択なのかは、私にも答えが出せませんが、「お客様は全て神様です」と、なんでもかんでも相手の言いなりになる1択よりも、「断る」という2択目があった方が、いいような気もします。また、今回だけ特別という選択もありますし、逆にその旅館をdisるなんて対抗策も選択の一つです(苦笑)

 結局何が言いたいかというと、「断る」「Say No」「果断・果決」ということを推し進め過ぎるのはよろしくないかもしれないということです。使いどころが難しいスキルでもありますよね。否定されて面白く感じる人はいませんから、何らかの遺恨に発展する可能性はあるのだということは、心にとめておきたいものです。

 「断る」「Say No」「果断・果決」については、他人に突きつけるよりも、自分自身に突きつける、一種のツールとして、己の中に取り込むようにした方が、いいのかもしれません。難しいですね。
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| 自己啓発 | 22:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブジャデで気付かないことに気付く

今回は「デジャブ」ならぬ「ブジャデ」という言葉について紹介するとともに、その考え方を使い、己の足下に眠る宝を探してみよう!という流れで書いていきますので、よろしければお付き合いください。


●ブジャデって何?

 さて皆さんは、「ブジャデ」という言葉をご存知でしょうか?聞いたことがない方も多いかもしれません。私がこの言葉を知ったのは、『夢をカナエル』ビジネスに役立つ52の法則というメルマガで、数年前に紹介されていたのを見たのが最初です。

 この言葉が日本で大きく取り上げられたのは、ロバートサットン著「なぜ、この人は次々と「いいアイデア」が出せるのか」という書籍で紹介されたからと思われます(2002年発刊)。その辺りのことは、2005年に下記ブログで紹介されております。

「ブジャデ」って言葉、知っていますか?
by 夢をカナエル! セレンディピティBLOG

 私なりにこの「ブジャデ」を要約すると・・・

何度も体験しているのに、新鮮に感じること=ブジャデ



 という捉え方をしています。また、

「何度も見ているのに、実は気づいていない現象」
「何回も見ているのに、初めて見たような感覚」



など、自分が注意を払い、関心を持たないと、つい見逃してしまう重要なこととも言えるでしょう。


●ブジャデの語源となるデジャブ

 一方、ブジャデの反意語で、語源に当たる「デジャブ」ならば、多くの方がご存知ですよね。

デジャブ(既視感)
by wikipedia

「実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じること」



 実は多くの人が、デジャブを体験したことがあるのではないでしょうか。私の周りにもデジャブ体験者が多く存在します。

 デジャブという言葉で、私が最初に思い出すのは、映画「マトリックス」にて、主人公ネオが目にした、同じクロネコが2回通り過ぎた時に「デジャブ」とつぶやいたワンシーンでしょう!この映画内では、プログラムに変更が加えられた際に起こるという設定でしたが、キアヌ・リーブスの「デジャブ」という発音が格好よくて、強く印象に残っています。


●私のデジャブ体験

 実は私、デジャブがしょっちゅうあります・・・。つい先日も、仕事先の関係者が家を新築し、お祝いがてら遊びに行った時に起こりました。

 見たことのない新しい綺麗な家の台所から、居間でくつろぐ自分の子供達を眺めつつ、酒を飲み、知人と語らうというシーンを、おもいっきりデジャブして、まるでそのシーンを、事前に夢か何かでみていたかのように、はっきりとしたビジョンが頭の中に浮かんだのです。

 「あ、今このシーンを見たことがある!デジャブだ!」と話したら、その場にいた方々に薄気味悪がられました。変な人だと思われたかもしれませんね。正直あのフラッシュバック感は、自分にとってもあまり気持ちの良いものではなく、見てはいけないものを見てしまった・・・という罪悪感のような感覚すらあります。

 あたかも未来を覗いてきたような、スピリチュアルな感触に、少しだけ心躍るものがありますけれど、実際のところは、デジャブが起きたからといって、何か特別なことが起こったことは無いですし、今後起こるとも思えません。私が小さい頃は、「自分は未来に行ってきたのだ!」と、さも特殊能力を得たマンガの主人公になったような妄想を抱き、一人で興奮してたのを今でも覚えています。懐かしい思い出ですね。


●そもそもブジャデから何を得られるのか

 私がこの「ブジャデ」という言葉とその意味合いを知った時に、真っ先に頭に浮かんだのが、家族のことです。私なりのブジャデの解釈で、「いつも顔をあわせているのに、そのありがたみにあまり気づいていない」と、そんな風に思い浮かべてしまいました。

もっと家族を大切にしなければいけないのではないか?
もっと家族のためにやるべきことがたくさんあるのではないか?
もっと家族への感謝をした方がいいのではないか?

 そういう想いが交錯し、思わずこれまでの自分の言動や態度、生活様式などを思い返し、もっと家族に優しく接する必要があったのではないかと、反省しちゃいました…。

 人は、目の前にあるものに、注意をしないと気づかない生き物です。目では見ている気になっているだけで、その視覚情報は、脳で全て処理できていません。脳が全ての情報を細かく的確に処理し続けていたら、きっと頭の中がパンクしてしまうでしょう。そのため、必要なものだけを「意識的」に処理し、必要なもの・必要でないものを分別しているのが現実です。その必要か必要でないかのジャッジ自体は、意識的にコントロールしない限り、不要な情報として、脳内で処理されることはありません。

 ならばその意識から外れてしまった中に、いつも何気なく見ている風景や人、テレビや映画などの映像、PCや携帯電話の画面など、見落としている「重要な何か」が、隠れているかもしれません。潜在意識が不要と判断しているだけで、実は自分にとって大切な「何か」が見つかるかもしれません。

 その「何か」を見い出すことにより、新たな知見や、教訓、改善点など得ることができると考えています。些細なことや、つまらないことでもいいので、もっと広い目(鳥の目)でもって眺めてみたり、細部に着目してみる(虫の目)、なんてことを繰り返していくうちに、生新な概念なんかが見つかれば儲けものです。いわば、自分だけの宝探しのようなもんですかね。

 私はそんな「何か」を見つけることを、「セレンディピティできた」という表現を使っています。セレンディピティについては、拙ブログでも紹介していますので、よろしければご覧ください。自分なりによく書けている過去エントリーだと思っています。

セレンディピティを味方にしたい
by 気になるけど


●実際にどうすればいいのか?

 ブジャデの概念を、

「何度も体験しているのに、新鮮に感じること」
「何度も見ているのに、実は気づいていない現象」
「何回も見ているのに、初めて見たような感覚」



などと定義したうえで、役立つツールとして、カラーバス効果を応用したやり方を行えば案外見つけやすいのではないでしょうか。

カラーバス効果
by wikipedia

カラーバス効果を利用?できる?
by 気になるけど

 カラーバス効果は、事前に「赤いものを見つける」と決めておいて外に出ると、自然に「赤い」ものが目に飛び込んでくるような効果のことを指しており、色だけでなく、別なものでももちろん構いません。

 例えば「○(丸)」の形をしたものを見つける、と決めて視線をずらしていくと、身の回りに多くの「○」を見つけられます。数字とか文字の中にも、多くの「○」が含まれている、なんてことがすぐに見つかるでしょう。

 「色」や「形」の他にも、「大きさ」に着目してみるとか、「音」に耳を澄ましてみるなど、やり方はいくらでもあります。事前に意識して探すだけですから、簡単です。

 しかし大事なことは、探し続けて新たなものを見つけた後に、その意味をどう解釈するか、ということ。意味付けですね。ただ見つけるだけならば小さい子供でも出来ますから。

見つけた「何か」と、他の情報をどう関連付けるのか
見つけた「何か」に、どういう意味を持たせるのか
見つけた「何か」を、自分にどう役立てられるか
etc



 そういった視点に立ち、意識しながら意味付けをしていくことで、己の足下に眠っていた宝、掘らなければ決して見つかることの無かった宝を、享受することができると考えています。

 まあ私自身、たいした宝を見つけていませんのでアレなんですけども・・・。もし興味があれば試してみてください。普段目にしているものの中に、実は大切な「何か」が隠れているかもしれません。


●おまけ

 今回「デジャブ」という言葉を使い、なかなか気付けないことに気付く、ということを書いたつもりですが、過去にも似たようなエントリーを書いていますので、よろしければ合わせてご覧ください。

消滅していた問題意識に気付いて思ったこと
by 気になるけど

普段何気なくしている事柄にもっと目を向ける
by 気になるけど
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「断捨離」をしています

 昨年(2010年)くらいから、「断捨離」という言葉が流行したと思うのですが、その精神よろしく、お盆明けくらいからジャンジャンと、この断つ、捨てる、離れる、ということを意識して実行している自分がいます。

 別に家の中が物で溢れかえっているわけではないですし、特に困っていることもないのですが、新しいものを得るには、ある程度の「廃棄」「離脱」という行為が必要ではないかと、漠然と思い立ったのがきっかけです。そのうえで、自分自身が、何か目に見えない「閉塞感」に支配されるような感覚があり、少し既存の環境を変えていきたいという、内なる欲求があったのも事実です。

 では実際に何をしているかというと・・・

余計な行動を断つ → 断
手持ちの「物」を捨てる → 捨
買い物(消費)から離れる → 離


という具合ですが、こういったことを意識し、メニュー化して、さらに自分を納得させる理由付けをしてから、実際に行動に移しております。

 まず「断」についてですけど、

■糖分の摂取を断つ

 私はどうも、砂糖の入った食品を多く口にしているようで、成人で1日20gを越える糖分摂取を控える、という指針を見かけてから、ずっと心に引っ掛かるものがあり、糖分を控えようと思い立ちました。

その理由としては、

→メタボの腹をそろそろ本気でなんとかした方がよい
→お菓子は癖になるので、食べ過ぎて止まらなくなる(結果糖分過多)


などなど、健康を気遣っての行為なのですが、糖分摂取を止めるとどのくらいの効果が出るのか楽しみでもありますね。

 料理に入っている糖分は仕方ないとして、お菓子やジュース類(糖分入った飲料)をとにかく口にしない。口にするならノンシュガーを選択する。そう決めごとをしてから、実行に移しておりますが、今のところ順調でして、わずかながら腹周りの肉も少なくなった感があります。

 もともと体重がオーバー気味なため、食事の量自体を減らしたかったのですが、それだとストレスを増幅しそうなので、糖分摂取を控えるくらいなら自分にも出来そうかなと考えました。


 次に「捨」ですが、

■手持ちの使わない物・服・靴を捨てる

 これはもう読んで字のごとく、衣料品や小物類、古くなったPC関連の物、二度と読まない本、音楽CD、ビデオテープなど、置いておくとスペースばかり取る物を整理しています。

 その理由としては、

 →物持ちがいいので、置き場所に難が発生してきたから
 →いずれ新調して気分を変えたいと考えていた
 →新しいものを買う理由にするため


 少々こじつけの部分もありますけど、単純に物理スペースの確保と、新しいものを導入したい!という物欲が主因です・・・。

 とりあえず、CD類はデータを全てiTunesにコピーしてから売却、これまで見返したことのないマンガの売却、もう読まないと思われる書籍の売却まではほぼ完了いたしました。中古ショップにて、思わぬ高値がついたものもあり、一石二鳥な感じです。今後は、衣服の廃棄、売却、さらに新調と進めていくのですが、やっかいなのはビジネス系のアイテムである、Yシャツ・ネクタイ・スーツ・靴下・靴などです。捨てれば絶対数が減るし、ローテーションが短くなるので、捨てた分だけ新調するということを今月から始めています。

 私服については、数が減ってもさほど困ることもないので、売れるものは古着屋さんへ持参し、ダメそうなものは廃棄するという仕分けを現在行っている最中です。それにしても、私は物持ちが良くてですね、20年以上前に購入したTシャツとかも、いまだに寝る時用として着てます・・・。大事に使っているつもりはありませんけど、数が増えるばかりなのは確かですね。一度に着慣れている服が無くなるのは寂しい気持ちがありますが、まあその分、いずれ新しい服が手に入るのだと思うと、楽しさが溢れてきます(苦笑)

 捨てるかどうか、もの凄く悩んだのが、PC関連製品と、映画を録画したビデオテープでして、ひょっとしたらまだ使ったり見たりするのでは・・・と躊躇していました。ですが、5年間まったく触れることのないものが大半でしたので、思い切って「断捨離」をしてしまいました…。

 今更古いPCパーツがあってもどうしようもないですし、画質の悪い映画を見てもつまらないので、結果は納得しています。これでカラーボックス一つ分空いた計算になりますので、そこに何を置こうか楽しく考えていきたいですね。


 次に「離」ですけど、

■余計な買い物(生活に必要な物以外)から離れる

 これについては、予想できるかとは思いますが、

→単純に春から夏に遊び過ぎて金がないから
→今後iPhone5やら3DSやらPSPやらPS3やらの購入&子供に要求されそうなので、その原資を今のうちから蓄えておきたいから
→手持ちの書籍(積ん読)を片付けてしまうための期間に充てる
→どのくらい節約して生活できるか、一度試してみたかったから


 などの理由が挙げられます。ズバッと一言で言うと資金不足です・・・。12月までは書籍の購入などを控え、倹約に努めてまいりたいと存じます。特に秋以降はiPhone5の発売とクリスマスが控えていますから、楽しい冬を迎えるためにも、今この時期は「蟻」になっておこうかなと考えています。

 また、手持ちの未読の書籍が相当数溜まっており、古いものだと5年以上前から眠っているものがあります。さすがにそろそろ何とかしないといけないかなと。在庫の本が減ると、また新たに購入する時に楽しさ倍増のような気がしています。でもこういう時に限って、欲しい本がたくさん出てくるものなんですよね~…。


 …という形で「断捨離」を日々実践している私ですけど、今後はもう一歩踏み込んで、古い考え方を捨てていこうかとも考えています。具体的に書くと…

→いつまでも今の生活が続くだろう…という前提を捨てよう
→いつまでも今の給料がもらえるだろう…という夢想を捨てよう
→いつまでも自分は健康であり続けるという根拠のない考えを捨てよう
→いつまでも自分の両親・親戚が健在であるという想いを捨てよう
→いつまでも子供は子供のままである、という考えを捨てよう


などなど、根拠の無い考えを捨ててしまい、今後訪れるかもしれない「変化」を許容するためにも、今のうちから準備出来るものは準備しておきたいです。

・今勤めている会社が無くなってしまったら…
・いきなり給料が半分になってしまったら…
・急に体調を崩して入院してしまったら…
・突然両親や仲の良い親戚が亡くなってしまったら…
・親離れ、子離れの出来ない親子になってしまったら…

 なるべくこんな事は想像したくないですが、起こりうるのもまた事実。ならば想定して準備しておけば、そんなに辛い思いをしなくても済むかもしれませんよね。

 新しいものを手に入れるには、時に痛みを伴う場合もありますので、結局は現状維持で収めるのが、一番自分にとって楽なことですけど、いつまで経っても何も変わらない結果にもつながります。それならばいっそのこと、

楽に生きることを捨てよう


とも思っています。

 もちろん新しいもの・ことを取り入れるのに、痛みばかりが伴うわけではありませんので、ワクワクしつつ、古い殻を取り除き、より成長できればいいかなと考えています。そう、カニみたいに脱皮するイメージでしょうか。脱皮して新しい体になり大きくなるための準備、それが断捨離なのかもしれませんね。ということは、逆説的ではありますけれど、「断捨離」を行うことは、「新しいものを取り入れること」とも言えそうですね。

 なんでもかんでも新しければいいというわけではありませんが、古き良きものは残しつつ、自分の周りや、自分自身をも新しくアップデートしていきたいものです。
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「逆張りの発想」をツールとして使う

 今日は久しぶりに自己啓発系の話を書こうかと思いますので、よろしければお付き合いください。まあブログの更新自体が久しぶりなのもアレなのですけど…。

 さて、タイトルにも書きました「逆張りの発想」についてですが、「逆張り」という言葉を聞くと、投資をする人にはピーンとくる馴染みあるフレーズであろうとは思います。暴落している銘柄をあえて買い、後に高く売って利益をあげるような手法を「逆張り」と言いますが、世界的な投資家ウォーレン・バフェット氏や、さわかみファンドの澤上篤人氏などが、逆張り投資家として有名のようですので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 私がここで言う「逆張り」の意味については、投資は投資でも「自己投資」、つまり自分への投資に対しての「逆張り」という意味合いとなります。自己啓発の一種と捉えていただいて問題ありませんし、実に単純な仕組みです。

 例えば、やる事為すこと全てうまくいくような「調子がいい時」が人にはあると思うのですけど、そんな時は気分もよく、とても前向きな気持ちになり、先々におけるバラ色の夢を見てしまいがちですが、あえて逆の考えである「最悪のケース」を考えてみる、というようなことです。当然、その逆のパターンもあります。何をしてもうまくいかない時には、素晴らしい未来をイメージして、自分にとって最高に良いことを考えてみるなどです。

 ここで言っていることは、「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」ということわざの意味が当てはまるように感じる方がいるかもしれませんけど、私が意図するものとは違います。ことわざで示すと…

「勝って兜の緒をしめなおす」
「負けるが勝ち」


などがしっくりきそうですね。

 ようするに「逆の発想」を常に持っていれば、来るべき未来に対して、何か問題があったときにも対処し易くなるのではないか・・・とか、うまくいかないで悩んでいる時には明るい未来を描くことによって、負の感情のスパイラルから抜け出すことが出来るのではないか、などと、刻一刻と変わる情勢に常に対処できるようにしたいね、という考え方のことを言っております。

 私はもともとひねくれている方なので、良い時には悪い事を想像し、悪い時には良い事を想像するような、天の邪鬼的な性向のため、こういった考え方は特に違和感はありません。しかし「そんなことをして何か意味があるのか?」と考える方もいらっしゃると思いますので、もう少し突っ込んで書いていきます。

 このブログでも何度か書いていますが、私は元々「思い込み」が激しく、「固定観念」の塊のような人間だったため、これまで生きてきた中で培った「思い込み」や「固定観念」というものに初めて気付いた時に、自分のことがすごく嫌いになりました。そこでそれを何とか打ち破れないものかと、試行錯誤したことがあります。

 そうこうするうちに、どうせならば普段自分の中で「こうだ!」と植えつけられている事の、逆のこと(逆張りの発想)をしてみたらどうだろうか?と思い立ちました。そしてあれこれ試してみたら、色々と改善できたことが多くあり、他のことにも応用できないものかと、思考を重ねておりました。

 そもそも、「思い込み」や「固定観念」は、自分一人で気づくことがなかなか出来ませんが、たとえ気付けたとしても、一人で納得するだけで「自分はそういう性格だし」とか「それこそがオレたる理由だ」などと、自身を正当化してしまいがちです。気付いたとしても、それを改善しようという思考まで辿りつかないことが往々にしてあるんですね。

 それならば、「逆張りの発想」という意識でもって、思い込んでいる事柄の逆を目指すことをツール化し、そういった「思い込み」「固定観念」を薄めることが出来るのではないか、思い込みを外すための施策となるのではないか、と考えたわけです。

 私の例で言うと、結婚して子供が産まれた時に「子供は厳しく育てなければならない」という一種の「思い込み」や「固定観念」を持っていたようで、長男坊に対しては「真剣に怒鳴りつける」というようなことをポーズを含めてよくやっておりました…。どこか心の奥底で、カミナリオヤジを礼賛していたのでしょうね・・・。しかしある時に嫁さんから「ちょっと厳しすぎではないか?」と提言され、そこで初めて「そうか!オレは子供を厳しく育てなければならない」という考え方で縛られていたんだなと、気付かされました。それからというもの「もうちょっと子供に優しくしよう」という逆張りの発想でもって、別の意識が芽生え、以前よりはちょっとしたことで怒鳴りつけることは少なくなった気がします。

 また、上記で示した例のように、行いの矯正だけに使うのではなく、趣味の分野などでも活かせるのではないかとも考えています。例えば、普段読まない恋愛小説やラノベなどを「逆張りの発想」でもって、あえて読んでみようと考え実際に読んでみたところ、これはこれでなかなか面白いではないかと、視野が広がったこともありました。

 さらに、趣味の分野以外にも、例えば昼ごはんに馴染みの弁当屋に行き、普段ならば絶対注文しないような弁当を「逆張りの発想」でもって注文し、食してみたら案外美味しかったラッキー、などということもありました。

 もっと他の分野でも使えそうなのですが、常に「逆の発想」を意識するだけで、魅力的なツールになるのが実感としてあります。いかに自分が思い込みや固定観念で狭く生きてきたかがよくわかります。

 そもそも私が「思い込み」をいかに矯正するか、と考えるきっかけになったのは、フランシス・ベーコンの「4つのイドラ」を知ってからになりますので、その辺にも少し触れておきます。

 「思い込み」という言葉をWikipediaで調べると、「常識・道徳・前例・先入観・固定観念」を根拠にすることがある…と記載されており、どんな人間も持っていることで、特別なことでもなんでもありません。

思い込み
by wikipedia

ちなみに、上記のwikipediaのリンク先には、

フランシス・ベーコンが掲げた4つのイドラは、抜きがたい錯覚や偏見という意味で、思い込みの一種であろう。


という記載がありますので、4つのイドラについても抜粋しておきます。

※イドラ(idola)とはラテン語で偶像の意味。フランシス・ベーコンによって指摘された人間の偏見、先入観、誤りなどを帰納法を用いて説いたもの。アイドル(idol)の語源である。
種族のイドラ…感覚における錯覚であり、人類一般に共通してある誤り。
洞窟のイドラ…狭い洞窟の中から世界を見ているかのように、個人の性癖、習慣、教育によって生じる誤り。世間知らずの意もあるらしい。
市場のイドラ…言葉が思考に及ぼす影響から生じる偏見。言葉や言語が引き起こす偏見。口コミなどが挙げられる。
劇場のイドラ…思想家たちの思想や学説によって生じる誤り。思想家たちの舞台の上のドラマに眩惑され、事実を見誤ってしまうこと。
by wikipedia


イドラ
by wikipedia

 ちょうど世間は東日本大震災や福島の原発事故などで、「劇場のイドラ」にハマりこんでいるような気がしています。大手掲示板やtwitterのTL上では、市場のイドラが渦巻いていますし、何を信じていいのか分からず自身の感覚に頼ってしまうような「種族のイドラ」に陥っている人も、私を含めて多いのではないでしょうか。

 もちろん、そういった世間一般の通念とか、共通認識などが間違っているか否かということを指摘しているのではなく、問題になるのは「○○が思い込みだ」ということに気づけないケースが大半だということです。「思い込み」などは、人に言われて初めて気づいたり、なんらかの失敗や成功をもとに気づかされたりと、別なきっかけがないと、ソレが思い込みだということすら知らずに過ごしているケースが大半です。

 意識して自分の「思い込み」や「固定観念」に気付く努力をしないと、普段の何気ない生活の中では気付けません。

 そんな中、あることをきっかけにして、「自分にはこういう面がある」とか「自分はこういうものが好きな傾向がある」などと気付くことができたら、「逆張りの発想」というツールを使えば、「逆に○○出来ないか?」とか「逆に嫌いなものを試してみようか?」という思考が湧いてくると思いませんか?

 そうしなければいけない!と言っているのではなく、そうしてみたら世界が広がるのではないか、新たな解決策が見つかるのではないか、などと前向きな変化を促すツールに使えると、私は考えています。

 ただし「逆張りの発想」を持つならば、いくつかコツがあります。それは…

・あまりにも大きなテーマにしないこと
・将来的にマイナス面が大きくなりそうなことはしない
・やってみてこれは無理があると感じたら、すぐ止めるということを事前に決めておく


などです。

 いくら自分の子どもがかわいいからといって、逆の発想で「じゃあ子どもをイジメようか」ということにはなりませんよね…。自分はいつもオドオドして弱気だから、逆の発想でいつも堂々として強気でいようとか考えても、そう簡単に実行することは出来ないと思います。

 つまり、自分の可能性が広がるような前向きなことのみを対象としています。結果的にマイナスとなることが分かっていればしないということです。できれば身近な小さなことから「逆張りの発想」を実践していけば効果的ではないでしょうか。

 私はこの「逆張りの発想」を実践していて、これは一つの指標として使えるツールだと感じています。

 人はどうしても、以前認知したことを選んでしまいがちです。上記でも書きましたが、弁当屋に行ってもから揚げ弁当ばかり食べる傾向があるとか、嗜好などはモロに変化を認めにくいと思います。タバコを吸う人も、大抵選ぶ銘柄は一つか二つだと思いますし。

 そういう時こそ「逆張りの発想」を意識しておくことにより、普段なら食べない「のり弁」を食べてみようかとか、「マイルドセブン」しか吸わないけど「ラッキーストライク」を吸ってみようかとか、それによって気分が変わったり、嗜好の幅が広がることもあるはずです。

 次に買うPCは「Windows」じゃなくて、逆張りの発想で「Mac」を買ってみようかとか、そういうことにもつなげられるかもしれませんね(笑)
※これは「逆」という意味からは外れてますね…

 普段何気なく決めている事は、無意識で行なわれることが多いです。そこに波風をたて、選択の場を広げることが、これからの時代には必要ではないかと思っております。

 先が読めない時代に、今までと同じことの繰り返しをしていても、やがて滅ぶことにもつながりかねません。それならば、ちょっとした変化を受け入れるために「逆張りの発想」というツールを使うことによって、心が変化を許容しやすくなるのじゃないでしょうか。逆のことをしてみるという、単純なルールなので効果を実感できますし、多くの分野で使えると思います。

 ここで書いたことは普段から実践しているよと言う人も多いのかもしれませんが、意識したことがない方であれば、一度期間を定めて集中的に「逆張りの発想」ということをツールの一つ、もしくはお遊びの一つと考え、やってみると案外多くの発見があるかもしれませんよ~。
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ちょっと遅めな年始のご挨拶

明けましておめでとうございます!
今年もこのめっきり更新が減ってしまったブログをよろしくお願い申し上げます。

 2011年の初日の出を迎えたと思ったら、3日も過ぎてしまいましたが、今日(1月4日)から仕事をしている方も多いと思います。かくいう私はまだ正月休みを継続中なのですが、だんだんと平常時モードと言うか仕事モードに切り替わってきておりまして、本日から酒もそこそこにしようかと目論んでおります…。

 あまり長期間休みが続くと、もともとダラケ体質の私の頭と体は、すっかり錆ついて動かなくなった車輪のようになってしまい、前に進むことすらおぼつかなくなるので、そろそろ自制が必要という、切羽詰まった理由もあるのですが…。

 思えば2010年の末から2011年正月期間中は、例年よりも家族とびっちり過ごした感が強いのですが、それもこれもWiiが自宅に設置されたというのが大きいです。

 長男の希望通りにやってきたサンタさんの贈り物に、家族中ハマっているのは実に滑稽でして、むしろ大人の方がハマっていて何とも情けないのですが、マリオシリーズって何であんなに面白いのですかね?

 必死にWiiの誘惑を振り切り、無心に読書をするようにしていましたが、子どもに頼られると弱い私は、指にWiiコントローラーダコでも出来そうなくらい、カチャカチャやっておりましたorz

「ゲームばかりやってないで宿題でもすれ!」と怒ってみても、その横でWiiコントローラを握りしめる嫁さんを見ると何とも物悲しいものがあり、「これは親子のコミュニケーションツールなのだ!」と思いこむようにしたのが奏功したのか、すっかりゲーム正月となった我が家です…。

 そんなダラけムードにピリオドを打ち、本日からは心を入れ替えてしっかりやるべき事をやっていきたいと思います。

 さて、毎年このブログでは、年頭に今年の目標というか標語的なものをブチ上げておりまして、一年を司るスローガン的な役割を担っております。去年のスローガンを振り返ると、

5年後に誇れる自分でいるために、今成すべき事を確実にする


でして、事あるごとに「今成すべき事をやれ!」と心の中で反復してきました。

じゃあ今年のスローガンは…

4年後に誇れる自分でいるために、今成すべき事を確実にする


にしたいところですが(笑)、それではあまりにもアレなので、

己の感情を殺し、ひたすらすべき事を淡々とこなす


というスローガンで一年を過ごしていきたいと思います。

 もうすでに今年一年の自分ToDoリストは出来あがっていますので、己の感情を殺しつつ、ただ淡々と作業をこなしていく所存です。その辺のところは前回の更新でも書きましたので、よろしければご覧いただければ幸いです。

さあ、新しい年を迎えましたし、元気に明るく朗らかに、私の人生の4つの軸(仕事、家族、趣味、学習)を中心に、頑張ってまいりますので、今年もよろしくお願いいたします!!

fuminchu
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